サンドラのいえ(Casa de Sandra)

こんにちは、ひでです。

アレキパでは、2006年にオープンした「サンドラのいえ」というところに滞在しています。
ここは、日本人の長期旅行者が多く集まる宿。
ただし、いわゆる「ホステル」という感じではなく、一般家庭にホームステイするような感覚で泊まれるのが特徴です。
かわいいものがたくさん集まっていて、のんびりくつろげます。
「いえ」がひらがなで、漢字の「家」じゃないところがもう既にかわいい。笑
ホームページもとてもかわいいので、ぜひ見てみてください。

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「サンドラのいえ」の表札。
日本語で書かれています。
不器用な字なのが、またかわいい。笑

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入口にも、日本語の注意書き。

2014年現在、この表札や入口がある家は「旧館」となっていて、宿泊者はまず「新館」に案内されます。
新館は、旧館から徒歩1分と近距離にあります。
ただし新館が宿泊者でいっぱいだったりすると、旧館に泊まることになります。
私は、到着初日は旧館に泊まり、その後は新館に移りました。

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「サンドラのいえ」といえばまずこの人、サンドラ。
家族のお母さんです。

この宿の大きな特徴が、朝食だけでなく、なんと夕食も出してくれること。
サンドラママは料理がとても上手で、晩ごはんに色々な家庭料理を振る舞ってくれます。
これが旨い!
その料理については、またあらためて別の記事で紹介しますね。

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新館の宿泊者用の部屋は、こんな感じ。
シングルベッド×1、2段ベッド×2で、5人泊まることができます。

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家のリビング。
サンドラママが料理の下ごしらえをしていますね。
お手伝いしたり、料理を習ったりもできます。
私も、たまに手伝ったりします。

旅行者が多く集まると、リビングはこんな感じに。
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ちなみにWi-Fiのスピードはとても早くて、私がこれまでに南米で泊まってきた宿の中でも一、二を争うほど。
リビングにルーターがあるので、電波が一番入るのはここですが、宿泊者用の部屋でも十分使えます。
旅行者にとっては嬉しいポイントですね。

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屋上には、洗濯物を干すことができます。
アレキパは雨が少なく、空気が乾燥しているので、洗濯物はすぐに乾きます。

この屋上、景色がとても綺麗です。
夕焼けの空を一枚、ぺたり。
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続いて、サンドラの家族について紹介していきましょう。
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長男のダヴィ。
サンドラの息子らしく、彼も料理が上手です。
2014年現在、調理学校を休学中とのこと。

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次男のディエゴ。
教師になるべく、大学の授業と教育実習を頑張るかたわら、深夜バイトまでこなしています。
さらに日本語も上手で、旅行者とのコミュニケーションにも積極的。
多忙な彼が帰ってきて、疲れているにもかかわらず笑顔で「こんばんは」と挨拶してくれたりすると、ニートな旅人の自分を恥じ入るばかり……。
うーむ、執筆活動、がんばらねば!

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三男のジョナタン。
シャイな高校生で、いつもパソコンとにらめっこしています。

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サンドラの友人、マルセリーナ。
マルセラ、と呼ばれています。
友人ではあるもののもはや家族の一員で、一緒に住んでいます。
マルセラは実はけっこうなアルコール好きで、酒の誘いはまず断りません。笑

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マルセラの娘、メリッサ。
恥ずかしがり屋だけど人懐っこい子です。

サンドラをはじめ、ここまで紹介した家族のみんなは、旧館に寝泊まりしています。
でも食事時などには新館に来るので、毎日顔を合わせます。

そしてもう一人、日本人旅行者にとって非常に心強い味方が。
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ホームステイ中のミエコさんです。
スペイン語がペラッペラで、家族との会話などでわからないことがあると、通訳してくれます。
「サンドラのいえ」の旅行者の予約についても、おおむねミエコさんが管理しているので、なんとメールも日本語でOK。
ただし現地で仕事をしているOLさんなので、平日の日中は家にいません。
夜もけっこう遅くまで仕事をしていて、午前様になることもしばしば。
多忙な彼女が帰ってきて、疲れているにもかかわらず笑顔で「ただいま」と挨拶してくれたりすると、ニートな旅人の自分を恥じ入るばかり……。

ミエコさんは、夕食後は旧館に帰っていくサンドラ一家とは違い、新館の部屋に住んでいます。

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「サンドラのいえ」の家族は、人間だけではありません。
2014年現在、わんこが2頭います。
左がドゥルセ、右がミスキー。
ミスキーはミエコさんのわんこで、ドゥルセがサンドラ家のわんこです。
家に帰ると大ハシャギで歓迎してくれたり、リビングでのんびりしてると膝に乗ってきたりと、めちゃくちゃ人懐っこい子たちです。

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そのほか、旧館にはニワトリとか
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「クイ」というモフモフしたネズミの仲間みたいなのがいたりします。

ね、かわいいものだらけでしょ。笑

サンドラのごはんは美味しいし、かわいい子たちもいるし、「サンドラのいえ」はとても居心地がいい場所です。
気に入ったので、ここにしばらく滞在することにしました。

2 thoughts on “サンドラのいえ(Casa de Sandra)

  1. ken.tomr

    こんにちは はじめまして TVで拝見しました‼ 人を支え様と言う好意はなかなか真似のできない事です❗ ただただ頭が下がる思いのg様でした‼ g様も若い力に感銘を受け、、、、明日からのバイト❗(レンタカー屋さん)の仕事に精を出そうと張り切ってます❗ 一応今年から年金を貰える様になりましたが、、、まだまだ 負けておられません❗ 

    Reply
    1. ひで Post author

      ken.tomrさん、はじめまして。
      私はミエコさんやサンドラの友人で、とても仲良くさせてもらっていますし、このようなブログを書いたりもしましたが……なんというか、このコメントは、私のようなイチ旅行者のブログに書いていただくべきものではないですね……笑。
      ただ幸いにして(?)私は現在アレキパに滞在中で、ミエコさんやサンドラ一家と物理的にも近しいところにいるので、本人たちにもこのコメントを見てもらえるように伝えておきます。
       
      海外にはいますが、私もあの番組を観ることができました(私の同級生が起業して作った「ガラポンTV」という便利な機器を使っています)。
      番組内の限られた時間ではありましたが、彼女たちの取り組みの一端は、伝わる内容になっていたかと思います。
      ken.tomrさんが、あの番組を通してポジティブな気持ちになれたのであれば、それは素晴らしいことですね。
       
      そしてもし機会があれば、ぜひペルーのアレキパまで実際に足を運んで、彼女たちに会いに行ってみてください。
      番組ではアレキパに辿り着くまでにかなり苦労するように描写されていましたし、たしかに地球の裏側なのである程度の時間は掛かりますが、多くの日本人旅行者が「サンドラのいえ」に宿泊して、彼女たちと交流しています。
      その中には、ken.tomrさんと同年代の、六十代以上の方もたくさんおられますよ。
      きっと、おおいに歓迎してくれると思います。
       
      アレキパは、ペルーでは首都リマに次ぐ第二の都市で、とても住みやすくて良い街です。
      番組では、川で洗濯している人が映し出されていましたが……言葉は少し悪いですが、あの映っていた人は日本でいうとホームレスに近いような人で……一般のアレキパの家庭では、普通に洗濯機を使っています。笑
      もちろん、サンドラ家もそうです。
      ペルーに限らず南米全体にいえることですが、日本にいると情報がかなり少なく、「危険な場所」とか「未知の秘境」といったようなイメージが強いかもしれません。
      良かれ悪しかれ、そうした側面があることも事実ではあるものの、ペルーは旅行するのにとても楽しい国です。
      物価も日本に比べて安いし、空中都市マチュピチュや、ナスカの地上絵といった見どころもあります。
       
      ぜひ折を見て、ペルーを訪れてみてください。
      そうしてそのときには、アレキパの「サンドラのいえ」にも立ち寄ってみてください。
      きっと、あの番組を観るよりももっと、素晴らしい体験ができると思いますよ!

      Reply

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