こんにちは、ひでです。
何度か書いていますが、アレキパという街は、11年前・2003年の南米旅行で好きになった街です。
当時は2週間ほど滞在して、近くの食堂に毎日通ったり、宿のスタッフとサッカーしたりしました。
アレキパに着いたら、真っ先にその場所を訪れたい。
日本にいたときからずっとそう考えていて、やっと実現できました。
今回は「11年前の記憶を辿る」超個人的なツアー第2弾、ペルー・アレキパ編です(第1弾のブラジル・リオデジャネイロ編はこちら)。
まずは、昔の写真から。
当時行きつけだった食堂です。
日替わり定食が3ソル(当時のレートで105円くらい)で食えたので、毎日通っていました。
食堂の看板娘たちです。
左がジェリカ、右がミルスカ。
私にスペイン語を教えてくれたりしました。
11年前に7歳だったので、いまは18歳になっているはず。
いったいどんな美人に育っているのか……!?
と、期待して行ってみました。笑
これは、1枚目の写真と同じ角度で撮ったもの。
もう「日替わり定食3ソル」の看板もありません。
十年一昔、という言葉があるように、やはり11年間という時間は長い。
一軒の食堂が閉店したって、決して不思議ではない。
それでも、やっぱり淋しかった。
……でもまぁ、しょうがない。
気を取り直して、同じ通りにある当時滞在した宿「HOTEL TITO」に向かいました。
宿のスタッフ、レネ。
陽気な性格で、いつも色々と話しかけてくれました。
私がスペイン語をあまり理解できないのを知ると、ゆっくり、なるべく簡単な単語を選んで話をしてくれたように思います。
同じく宿のスタッフ、ミゲル。
レネと違ってあんまり話したりはしないけど、いつもマジメに宿の雑用をこなしていて、いわゆる「背中で語る」タイプの男でした。
レネに誘われて、サッカーをしたりもしました。
手前の青いTシャツが私、その右奥の緑のシャツがレネ(ミゲルは不参加)。
この日は、レネの奥さんにカメラをまかせて、楽しくボールを蹴った記憶があります。
記念すべき南米初ゴールを決めたりもしたっけ。
調子に乗って、自称「ゴレアドール(得点王)」を名乗ったりもしてました。笑
サッカーの後には、アレキパの地ビール「アレキペーニャ」をおごってもらいました。
などなど、とても楽しかった「HOTEL TITO」。
食堂は閉店してしまっていたこともあり、ドキドキしながら向かうと
ありました!
いやー、よかった!
とはいえ、まだレネたちが働いているとは限りません。
引き続きドキドキしながら入ってみると
いたー!
レネもミゲルも、今もまだ働いていました!!
しかもレネは私のことを覚えてくれていて「ゴレアドールのヒデ!」と呼んでくれました。
いやー、まじで嬉しかった。
レネはあんまり変わってないけど、ミゲルはちょっと太ったかな?笑
せっかくだから何泊かしようかな、と思って値段表を確認すると、宿泊料はだいぶ上がっていました。
当時は一泊15ソルくらいだったと思うんだけど、今は一泊40ソル……11年間といういう時間はやはり長いんだなぁ、と改めて思い知ります。
レネは「ヒデなら一泊25ソルにしてあげるよ」と言ってくれましたが、今いる「サンドラのいえ」が朝晩2食付きで同じ値段なので、丁重に断りました。
このとき、ミゲルとメールアドレスを交換してFacebookで繋がり、2003年の写真とこの日撮った写真を送ったりしました。
インターネットの発達もスゴイね、便利でありがたい。
これにて「11年前の記憶を辿る」超個人的ツアー、アレキパ編は終了。
食堂は閉店しちゃってて残念だったけど、レネとミゲルに会えて良かったー!