こんにちは、ひでです。

2月25日は、8年間つとめた出版社・リックの送別会でした。

当日の写真は、残念ながら無し。
撮り忘れちゃいました、スミマセン。

近しい友人のみんなは知ってくれていると思うけど、私は自分以外の人を祝うのは大好きですが、自分が祝われるのはキライです。
だから誕生日についても「お前の誕生日はお祝いするけど、俺の誕生日は祝わないでくれ」と頼んでいます。
変人ですね。苦笑
でもこの日のリックの送別会は「いたってフツーの飲み会」という感じだったので、居心地が良かったです。

世界一周に旅立つということで、こんな物をもらいました。

旅行のお役立ちグッズたち。
スキミング防止のカードケースや、衣類圧縮袋などは自分で買わなきゃなーと思っていました。
そのほか、酒を入れるのにピッタリの水筒や、撥水加工された巾着袋、携帯用トイレなども、どれも旅先で役立ちそう。
ありがとうございます！
個々の使用感などは、また改めてレポートできれば、と思っています。

色紙もいただきました。
真ん中には、ぺんすけのイラストが！
かわゆし！！
フルネームを書いてくれてる方もいるので、コメントが読めるような写真は掲載しないでおきます。
皆さん、ありがとうございました！

上に載せた色紙の写真、イラストのすぐ上にある「疾風に勁草を知る」という言葉。
とても良い言葉だと思いました。
意味が気になる方は、ググってみてくださいね。

私には、座右の銘としている言葉がいくつかあります。
父が教えてくれた「鶏口となるも牛後となるなかれ」。
建築家の言葉ですが、きっとすべてのクリエイターに当てはまる「神は細部に宿る」。
そうした言葉の中に、この「疾風に勁草を知る」も加えたいと思います。

私が8年間たずさわってきた「技術営業」という月刊誌。
家電業界、特に個人で経営している「町の電器屋さん」に向けて発行している、書店には置いていないマニアックな業界誌です。
8年前、2006年3月1日に入社してから、ずっと記事を書かせてもらいました。
でも、この日もらった最新号・2014年3月号には、もう私の記事は載っていません。
ちょっと淋しいけど、これも自分で選んだ道です。

8年間。
ベテランの社会人の方の中には「まだ10年も勤めてないヒヨッコ」みたいに思われる方もいるのかもしれませんが、私にとっては、とても長い時間でした。
なにせこの8年は、週7日のうち5日、しかも起きてる時間の半分以上は、リックの仕事に従事していたわけです。
それはつまり、家族や同居人よりも、ずっと長い時間を共にしていたということ。
その中で、嬉しかったことや楽しかったこともいっぱいあったし、哀しかったことや辛かったこともいっぱいありました。
でも総じて、ポジティブな思い出の方が、ネガティブな記憶よりもたくさんあるように思います。
とても幸せなことですね。

文章を書いて、生きていく。
そのためのいくつかの方法や、そうして生きていくことへの自信、その一方で今の自分ではまだ足りないこと。
たくさん勉強させてもらいました。
今度は、リックで学んだことを消化し、自分自身のやり方へと昇華して、実践していく。
そうして、私が本当に描きたい世界を、形作っていく。
がんばるぞー！！