カワスミシンゴという存在

こんにちは、ひでです。

4月15日は、川角真吾（かわすみしんご）の家にお邪魔してきました。

彼は、私の人生にとても大きな影響を与えた人間です。

出会ったのは、小学5年生のときでした。
彼は、山梨から私のクラス（5年1組。笑）にやってきた転入生。
なんとなく不安そうにしていたのを覚えています。
かくいう私も、小学2年生のときに栃木から転入してきた「同じ転入組」だったので、彼の気持ちはよく理解できました。
さらに彼は身長が低く、同じくチビッコの私はシンパシーを感じたのもあったと思います。笑
私は勇気を出して、真っ先に話しかけました。
「ぼくも転入生だったから、不安な気持ちはよくわかるよ。なんでも言ってね、よろしくね」。
小学5年当時のひで少年、オトコマエだったなぁ……。

……ちょっと勝手に記憶を美化してるかもしれませんが（笑）それがキッカケで、私たちは仲良くなりました。
2人ともチビッコだったり、2人とも名字に「川」が付いてたり、2人ともサッカー好きだったりして、周囲からも「コンビ」として見られることが多かったように思います。
よく名字を間違えられました。

その後は、中学1年でも同じクラスになったこともあり、同じサッカー部（の補欠）で、なんだかいつも一緒にいたように思います。
高校も、同じ日野台高校に入学。
高校のころは、相変わらずレギュラーになれなかったサッカー部はソコソコに、いつも八王子のゲーセンに行って「KOF95」をやっていました。笑

まぁそんな感じで小・中・高とよく一緒にいたのですが、高校では3年間ずっと別のクラスだったり、真吾に彼女ができたり（私には当然できませんでした。笑）、大学受験が近づくにつれてゲーセンから足が遠のいたりして、少しずつ距離が離れていきました。
実のところ、高校卒業時にはほとんど話す機会が無くなっていました。
卒業式当日は、みんなも「友達同士で卒業アルバムに一筆書きあう」というのをやったかと思いますが、そこで久しぶりに会話したときのギコチナイ雰囲気を覚えています。

高校卒業後、私は東京で浪人、真吾は現役合格して地方（島根）の大学へ。
物理的な距離も遠く離れて、そこで交友関係はプッツリと途切れました。
いまと違って、携帯とかも持ってなかったしね。
当時は「ポケベル持ってるやつが先進的」な時代だったのです。笑

これは私だけなのかもしれないけど……学生時代の人間関係とか、人との距離のはかり方とか、いま振り返ると本当にヘタクソだったな。
真吾とのことだけに限らず、いま考えると本当にどうでもいいようなことで、怒ったり、引け目を感じたりして、もったいない時間を過ごしてしまった。
まぁそれでも当時の私としては、自分なりに一所懸命に生きていたんだろう、きっと。

……さて、それから一気に月日は流れて。
私は2009年に新宿でのルームシェアを終えて、独り暮らしを満喫していました。

そんな2010年の年末、もう会社も冬休みに入った12月29日。
私は、風邪でぶっ倒れました。
独り暮らしなので、もちろん助けてくれる同居人などおらず、両親に助けを求めました。
ありがたいことに両親はすぐに駆けつけてくれて、病院に連れていってくれました。
年末なので受け付けてくれる病院は少なく、両親が調べてくれた「新宿の救急病院リスト」の上から順に電話で問い合わせて、3件目の病院で受診してもらうことになりました。

その病院で、支払いのために廊下で椅子に座っていると、一人の職員が通りがかり、声を掛けてきました。
「川村だよね？俺のこと、わかる？？」
正直、私は一目みただけでは分からなかったのですが……それがなんと、川角真吾でした。
真吾も、私本人ではなく、ウチの両親を見て気付いたらしいです。笑

そんな奇跡的な再会を経て、2011年から、真吾はフットサルチーム「Tack★United」に来てくれるようになりました。
初参戦のときの写真が、これ。

新宿のラーメン屋台、2次会後のシメだったかな……もはや記憶が薄れている……。笑
のりもいました。

ゆかと、増子もいたようです。
増子……もはや懐かしいキャラだな……笑。