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ウユニ塩湖で眺める月と太陽

こんにちは、ひでです。

今回は、ウユニで私が行った塩湖ツアーについてレポートします。
前回も書いたように、私が利用したツアー会社は、日本人旅行者が集まる穂高。
KODAK Digital Still Camera
今回、最初に行ったのはサンセットのツアー。
その名の通り、日没を見るためのツアーです。
昼過ぎに出発し、塩湖で夕陽を眺めて、陽が沈んだあとの夜空もしばらく見てから帰ってくる、というもの。

穂高の事務所の前に集合して、クルマに乗り込みます。
最初に向かったのはココ。
KODAK Digital Still Camera
長靴置き場。
スタッフの自宅だそうですが、たくさんの長靴が置いてあって、この中から自分の足のサイズに合ったものをレンタルします。
ほかの旅人からの事前情報では、穴が開いているものもあるらしい……ので、慎重にいくつか試し履きして、大丈夫そうなものを選びました。

準備万端、いざ出発!

町を出たクルマは、塩湖の前に、一軒のホテルに立ち寄りました。
KODAK Digital Still Camera
「LUNA SALADA」というホテルで、私が泊まった「AVENIDA」とは比べものにならない高級ホテルです。
ウユニ周辺には、「塩で作られたホテル」がいくつかあり、ここもそのうちの一つ。
ここに宿泊しているツアー客をピックアップするために立ち寄ったのでした。

せっかくの機会なので、高級ホテルの中を見せてもらいました。
KODAK Digital Still Camera
すべての壁が、岩塩のブロックでできています。
KODAK Digital Still Camera
部屋の中はこんなふうにキレイに整えられているほか、きちんとエアコンも完備されていました。

いやー、私のような貧乏旅行者がこんな高級ホテルを見られるなんて、実にラッキー!笑
宿泊していたお二方、どうもありがとうございました。

それでは、いざ塩湖へ!

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しばらくクルマで走って、まず到着したのはココ。
(たぶん食用の)塩をつくっているところです。
これも塩田っていうのかな。
小山のように塩を盛り上げて、乾燥させてるんだと思います。

観光客でたまに見かけるのが、この小山に登る人。
完全にマナー違反なので、絶対にやめてください。
見ていて恥ずかしいし、情けない。

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この日は、はからずも満月でした。
この写真、月が大きく撮れてお気に入りです。
昼の白い月って、写真に撮るの難しいんだよなぁ。

ここから再び移動して、ついにお目当ての場所にやってきました。
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あたり一面の、水。
ここ数年でウユニが有名になったのは、この「鏡張り」の風景が広まったからですね。

かくいう私も、この水が張った状態の塩湖が見たくて、2度目のウユニにやってきたのです。
前回・2003年に来たときには乾季だったし、そもそも鏡張りうんぬんなんてのは全く知られておらず、当然ながら私も知りませんでした。
まぁ当時は、南米に来たあとに、カメさんに教わって初めて、ウユニの存在を知ったくらいでしたが……笑。

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足元はこんな感じ。
長靴必須です。

ウユニの雨季は通常12~2月くらいまで、明けるのが遅い年でも3月くらいまで。
その雨季が終わり、乾季になると水が引いてしまいます。
今回、私がウユニに来たのは5月上旬。
「うーむ、鏡張りには遅すぎるかもな……」と考えていましたが、まだ水が残っていました。

ツアー会社を穂高にした理由の一つがコレで、日本人旅行者はみんな「鏡張り」がお目当てなのを知っているため、塩湖のなかでも水が比較的残っているところに連れてきてくれるのです。
いやー、よかったよかった。

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満月をバックに、はしゃぐ。

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とかやってるうちに、そろそろ太陽が沈む時間です。
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ぺんくん、お日さま、綺麗だね。

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満月なので、沈みゆく太陽の真逆に、真円の月が浮かんでいます。
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ぺんくん、お月さまも綺麗だね。

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太陽は沈みきったものの、残照の余韻がまだ地平線を彩っています。

さて、今回のサンセットのツアーで、仲良くなった日本人旅行者がいます。
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まさきくん。
とても良いカメラを持っていたうえに、写真を撮るのも上手で、たくさんの写真データをもらいました。
偶然にも、宿も同じ「AVENIDA」でした。
ここからは、まさきくんの写真を使わせてもらいつつ、当日の様子を紹介します。

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ツアーガイドに言われるがまま、参加者みんなで、こんな写真を撮ったり。
人間がだんだん進化していく様子を表したもの。

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サンセットのツアーに参加したみんなで、集合写真。
もうすっかり夜ですね。
かなり暗いので、シャッタースピードをだいぶ遅くして撮っています。

私のカメラ「G12」は、コンデジにしてはそこそこたくさん機能があって、まぁまぁ良い写真が撮れるのですが、やっぱり一眼レフには敵いません。

シャッタースピードが遅いと、こんな芸当も。
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ひとりキャイーン。笑
……こんな星空の下で、なにやってんだか……笑。

サンセットツアー、けっこう遅い時間までいました。
そして、とにかく寒かった!
私は「そんなに遅くまではいないだろう」とちょっとナメてて、防寒の用意もあまりしておらず……寒かったなー。

宿に戻ったのは、たしか夜中の0時くらいだったと思います。
めちゃくちゃ寒かったし、けっこう疲れたし、ひとまず泥のように眠りたい……おやすみなさい……。

……と、のんびり寝ているわけにはいきません。
この夜のうちにもう一つ、ツアーに出発するからです。
今度のツアーは、サンライズ。
夜明けを見に行くツアーです。

さっき解散したばかりの穂高の事務所の前に、午前3時に集合し、また長靴を選んでから、再び塩湖に向かいます。
ラッキーなことに、今回もまた、まさきくんと同じツアーでした。
というわけで、またしても、まさきくんの写真を。
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まるで太陽のように見えるけど、満月です。

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こちらは星空の写真。

月が綺麗なのは、それはそれでいいんだけど、実はウユニの夜空を見るのに一番適しているのは、新月の日。
新月だと空が暗く、星がとても綺麗に見えて、しかもそれが水面に反射して、まるで宇宙空間にいるように見えるんだそうです。
残念ながら満月だと、月が明るすぎて、そういうふうには見えませんでした。

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まさきくんの腕とカメラをもってしても、満月ではこのあたりが限界。
それでも綺麗だけどね。

いちおう、私も「G12」で何枚か撮ってみましたが、うまくいきません。
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サンセットツアーの反省を踏まえて、今回はポンチョ&帽子の完全防寒装備。笑
満月が逆光になってるし、イマイチだなぁ……。

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星も少しは写ってるけど……うーむ。

まぁ、新月の星空はまた別の機会ってことで、このときしか見られない満月を楽しもう!

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まさきくん撮影。
ウユニに行った日本人旅行者みんなが撮る、この「UYUNI」の写真。
シャッタースピードを遅くして、ペンライトを振り回すことで文字を描きます。
日本でも、手持ち花火とかでやったりするよね。

このサンライズのツアーでは、まさきくんとはまた別の旅行者とも仲良くなりました。
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ほかぞの夫妻。
ここからは、彼らが撮った写真も使わせてもらいます。

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ほかぞの夫妻版の「UYUNI」。
上に載せた、まさきくんの写真と比べてみるのも面白いかも。
……この文字を描いたとき、私は中央の「U」を担当したのですが、ペンライトを振るのがヘタクソで……何回も撮りなおしてもらいました。苦笑
寒い中、すみませんでした。

やがて、空が白みはじめました。
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ほかぞの夫妻撮影。
ツアー参加者のみんなで。

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同じ瞬間を、まさきくん撮影。
設定の違いで、だいぶ印象が違いますね。
こちらのほうが鮮やかな色合い。

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後ろを向いて、カッコつけてみるみんな。笑
まさきくん撮影。

この、夜が明ける直前の時間帯。
世界全体が淡い色彩に染められて、めちゃくちゃ綺麗でした。
その瞬間、あの場所にいるためだけにでも、サンライズのツアーには参加する意義があると思います。
美しさと比例して、めちゃくちゃ寒いけどね。

私たちは、太陽が昇ってからも、まだしばらく塩湖にいました。
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ウユニの旅行者は、なぜかみんなジャンプしたがる。笑
まさきくん撮影。

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これも、まさきくん撮影。
なかなかみんなのタイミングが合わずに、もう何回跳んだか分からないくらいジャンプしました。
さらに私は、ポンチョがヒラヒラしてるので、顔にバッサバッサとかぶさって大変でした。笑

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ほかぞの夫妻撮影、鏡張り感を生かして。
これはツアーガイドが配置を提案してくれたもので、ほかの男性陣は手をついてキツイ体勢をとってたんだけど、私はポンチョを着ていたおかげで、中央で楽させてもらいました。笑

……などなど、たくさん写真を撮って、サンセット&サンライズの2つのツアーに参加した夜は終わりました。
まさきくん&ほかぞの夫妻はじめ、ツアーで一緒になった皆さん、どうもありがとう!

なお、私は完全に失念してたんだけど、この時期は日本のゴールデンウィーク真っ只中。
まさきくんも、ほかぞの夫妻も、その他のツアー参加者もみんな、日本で仕事をしている社会人で、連休をつかってウユニに来た人々でした。
バックパッカーの長期旅行者は私だけで、ちょっと肩身が狭かった……そもそもゴールデンウィークの存在を忘れてるってこと自体が、ダメ人間だよね……毎日が休日で、本当にスミマセン……。

まぁ、それはともかくとして。
鏡張りの塩湖、面白かったです。
今回見られなかった新月の星空とか、雨季真っ只中の「雲が浮かぶ青空」とかは、まぁまたの機会に(次回があるのかどうかは、神のみぞ知るけど)。