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ウユニ塩湖と、HERZの革鞄

こんにちは、ひでです。

サンセットとサンライズのツアーに参加して、鏡張りのウユニ塩湖を見ることができました。
よし、これで今回のウユニの目的は達成!
次の町に向かうぞ!

そのための荷造りを始めよう、と愛用の革の巨大リュックに向き合った瞬間、重要なことに気づきました。

リュックの写真を撮ってない!!

日本を出発する前、革鞄の工房「HERZ」の皆さんに「ウユニとか最近は人気があるから、写真おくりますよ!」と約束してたのに……。

しょうがない、これはもう一回行くしかないな!

というわけで、みたび穂高の事務所でツアーを手配。
サンセットとサンライズはそれぞれ素晴らしかったけど、もう寒いのはちょっと勘弁……と考え、また別の「1DAYツアー」に申し込みました。
これは、午前中に町を出発し、日中に塩湖の見どころを回って、最後に夕焼けも眺めてから帰ってくるツアーです。

1DAYツアーで最初にやってきたのは、ココ。
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列車の墓場、と呼ばれているところです。

その名の通り、使われなくなって廃車になった車両がゴロゴロと置かれています。
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上に乗って遊んだりする観光客たち。
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ブランコ発見。
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乗り心地はどうですかー??
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と、まぁいろいろと遊べる場所ではあるのですが、個人的にはそんなにテンションが上がらず……列車好きとか、廃墟好きのひとには面白いんだろうけど。
ただ、ここは好きでした。
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地平線まで一直線に延びる線路。
冒険の予感がする!笑

次に向かったのは、乾季のウユニらしい真っ白な大地。
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今度こそ、リュックを持ってきたぜッ!

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背負った写真も。
やっぱりこのリュック、カッコイイなぁ。
冒険の予感がする!笑

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ぺんすけと並んで。
お気に入りの一枚。

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ガイドの提案で、ツアー客みんなで記念写真。
やっぱりウユニでは、みんな跳ぶのです。笑
この日のツアー客は、日程的にゴールデンウィーク組は日本に帰らなければならなかったこともあり、日本人は私を含めて3人のみでした。

そういえば2003年に来たときは、ウユニのツアー会社が運行している車はみんな古くて、車両トラブルが当たり前でした。
私とサトル兄ちゃんが参加したツアーでも、当然のようにパンクして、立ち往生したのを覚えています。
でも最近の旅行者情報では「車は新しいものになっていて、車両トラブルなんかは滅多に起きない」と聞いていました。
へえ、ウユニも変わったんだなぁ、うまく観光需要を取り込んで発展したんだろうなぁ、と思っていたのです。
ところが……
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もろにパンク。
まるで2003年に戻ったような……既視感(デジャヴ)ってやつですね……笑。

そんなちょっとしたトラブルもありつつ、ツアーは次の目的地へ。
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巨大なサボテンが群生する島、通称イスラ・デ・ペスカド。
スペイン語で「魚の島」という意味です。

こんな乾いた大地にある丘が、なぜ魚の島と呼ばれているのか。
それは、遠くから見ると蜃気楼が起きて、まるで魚のように見えるからだとか。
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見渡す限り、サボテンだらけ。

島に入る前に、ランチタイム。
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お腹がふくれたところで、さぁ出発!

適当な写真がなくて紹介が遅れましたが、この日は日本人の女の子2人と行動を共にしました。
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左があいちゃん、右がはるなちゃん。
2人合わせて、はるなあいコンビです。笑
ぺんすけや、革リュックの写真をたくさん撮ってくれました。
ありがとう!

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3人でサボテンポーズ。

イスラ・デ・ペスカドの後は、また白い大地で写真撮影。
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みんなでポーズ。
私は、ここで帽子をかぶりました。

その帽子を使って、トリックアート風に。
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乗ってるように見えるかな?

さらにポンチョも羽織って
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私が巨人になったり
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逆に小人になったりしました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
これは、はるなちゃんのカメラで撮った写真。
両サイドに、はるなちゃんとあいちゃんがいますね。

真ん中の子は、台湾から来たVanessa。
ひとりで来ていて、アジア人つながりということもあり、彼女ともけっこう(スペイン語ではなく英語で)話しました。
さらに宿泊先も、同じ「AVENIDA」でした。

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ツアー客みんなで、革リュックに入ってもらったりもしました。
みんな、ありがとう!

ひとしきり写真を撮って遊んだあと、ツアーの車はこの建物へ。
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前回、高級ホテルの「LUNA SALADA」を紹介しましたが、ここも塩でできたホテルで、「PLAYA BLANCA」といいます。
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中は、こんな感じ。
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真っ白な大地に佇む、塩のホテル。
その前には、なぜか各国の旗がはためいています。
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イスラ・デ・ペスカドや、このPLAYA BLANCA、私は2003年にも来た場所です。
記憶の中とほとんど変わってなかったので、新鮮味はなかったけど、それなりに楽しめました。

さて、ツアーの車は、この日の最終目的地にやってきました。
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やっぱり、シメも鏡張り。
革リュック&鏡張りの写真を撮りたかったから、最後がココでよかった。

というわけで、さっそく。
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帽子&ポンチョも、雰囲気があってなかなか良いな、と自画自賛。
冒険の予感がする!笑

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日本人3人で。
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やっぱりジャンプ!笑

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やがて、陽が沈んでいきます。
何度見ても、美しい。

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黄昏どきの空。
マジックタイムってやつですね。
大好きな時間帯。

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そうそう、あいちゃんはなんとカポエイリスタ。
私もほんの少しですがカポエイラをかじったことがあるので、ジョーゴの真似事の写真を撮ってみたりしました。

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最後にツアー客みんなでもう一度、記念写真。
おれ、ムササビみたいだな……笑。
ポンチョで滑空できたら楽しいのに!

1DAYツアー、既に行ったことのある場所もあったけど、同行メンバーに恵まれたこともあり、楽しかったです。
みんな、どうもありがとう!

この日、重い革リュックを持って行った成果として、革鞄工房HERZの公式ブログにて紹介していただきました。
http://www.herz-bag.jp/blog/2015/05/19/salar-de-uyuni
ありがとうございます!

……というわけで、これにて今回のウユニでやるべきこと、今度こそ完了!

この翌日は、塩水に浸かってバリバリになった服をすべてガッツリ洗濯しました。
ポンチョが大変だったなー。
あと革リュックをはじめとする革製品たちも、久しぶりにオイルでお手入れしました。

そうしてすべての準備を終え、1DAYツアーの翌々日、ウユニを出発。

ウユニからは、赤い湖や緑の湖、間欠泉などの見どころを巡りながらチリに抜けるツアーがあって、長期旅行者の多くがそれに参加するのですが、私は2003年に行っているので今回は違うルートにしました。
ボリビアの東側にあるサンタクルスという街を抜けて、パラグアイを目指すことに決めました。

そうなるとオルーロまで戻らなければならないので、来るときに難儀した悪路の長距離バスを避け、今回は電車を選択。
ただし電車は深夜発で、昼に宿をチェックアウトしてからはずっと暇で……同じように時間を持て余していたVanessaと一緒に、ずっと話していました。

KODAK Digital Still Camera
深夜、ようやく電車が出発。

町中での移動に地下鉄を使ったりはしてたけど、町と町との間を移動するような長距離の電車移動は、この旅で初めて。
日本にいたころは、取材でよく乗ってたんだけどな……なんだか新鮮な気持ちで、ウユニを後にしました。