こんにちは、ひでです。
2月18日は、サトル兄ちゃんと会ってきました。
秋葉原の「ザ・海峡 ヨドバシAKIBA店」にて。
その名の通り、ヨドバシカメラ秋葉原店の上階のほうに入ってる店です。
以降は、ちょっと前回のカメさんの記事とかぶる感じになっちゃうけど……長い回想、スタート!笑
サトル兄ちゃんと出会ったのは、約11年前。
2003年の3月、大学の卒業旅行でメキシコに行ったときです。
メキシコには、ダイク(友人・男)と2人で行き、最後に訪れたカリブ海沿いのリゾート地・カンクンの日本人宿「カーサ吉田」に3泊か4泊しました。
カリブ海沿いにあるマヤ文明の遺跡・トゥルムで、カッコつけて撮った写真。笑
もう1枚、これはカリブ海の海賊クルーズに向かうところ。
中央やや右、麦わら帽子の後ろ姿が私で、その右にいるのがダイク。
よく見ると、私の左腰のところにぺんすけも写ってます。
なんでこんな後ろ向きの写真を撮ったんだろう……?
海賊クルーズで撮ってもらった、ダイクと海賊たちとの記念写真。
ぺんすけがセンター。笑
こんな感じでカリブ海で遊んでたら、「カーサ吉田」にえらく旅慣れた感じの男が2人来て。
そのうちの1人が、サトル兄ちゃんでした。
サトル兄ちゃんは、結局4年近くかけて世界一周したのですが、その途上でした。
その夜、私はサトル兄ちゃんの旅の話がめちゃくちゃ面白くて、一緒に缶ビールを飲みながらずっと聞いていました。
そのときに、バックパッカーの本当の面白さや、「なんとなく漠然としていた『世界』というものは、がんばって手を伸ばせば実は意外と近くにあるんじゃないか」ということに気付いてしまったのです。
そして「こんなバックパッカーになって、世界をくまなく見て回りたい!」という憧憬も、心に深く刻まれてしまいました。
つまり私が34歳にもなって「世界一周するんで会社やめます!」とか言い出したのも、ぶっちゃけサトル兄ちゃんのせいです、たぶん。笑
さて、そのときのメキシコ旅行は、2週間でサラッと帰国。
大学卒業後、私は就職まで1年近くの猶予があったので、3カ月間「かに道楽」でバイトしてお金を貯める一方、大学の後輩にもらった教科書で基本的なスペイン語を勉強してから、6月に南米に向けて再出国しました。
3カ月間のバイトで貯まる金なんてタカが知れていて、当時の予算は約50万円でした。
なぜ、そのときに向かったのが南米大陸だったのか。
実はそれも、サトル兄ちゃんの影響が強かったんです。
メキシコで、サトル兄ちゃんは「中米から陸路で南下して、南米大陸に行く」と話していました。
だから、3カ月間バイトして南米に行けばちょうどタイミングが合って、また南米でサトル兄ちゃんと再会できるんじゃないかと思ったのです。
まぁ、ほかにも「物価が安いから、予算が少なくても長期旅行できる」「サッカー好きだからブラジルに行ってみたい」「空中都市マチュピチュとか、ナスカの地上絵も見てみたい」などの理由もありましたが。
当時はまだインターネットが今ほど発達しておらず、メールでやりとりとかもしてなかったので、サトル兄ちゃんと再会できるかどうかは運任せでした。
しかし、私は強運でした。
南米に入ってから1カ月くらいして辿り着いたマチュピチュへの玄関口となる街「クスコ」で、日本人宿「ペンション花田」の門を叩くと、管理人が姿を現しました。
その管理人が、ほかならぬサトル兄ちゃんだったのです。
前回紹介したカメさんとの出会いも強烈でしたが、このサトル兄ちゃんとの再会も衝撃的でした。
ちなみに当時のペンション花田には、そこに長期滞在してるバックパッカーが宿代をまけてもらうかわりに、管理人業を務める慣習がありました(今はどうなのかな?)。
ところが、歓喜する私をキョトンと見つめるサトル兄ちゃん……サトル兄ちゃんは、メキシコの安宿で一晩だけ話をした大学生のことなど、ほとんど覚えていませんでした……それもまた、私としては衝撃的でした。笑
その後、しばらくペンション花田に滞在した後、私はサトル兄ちゃんと一緒に旅をしました。
ボリビアの首都・ラパス近郊、たしか「月の谷」とかいう奇岩地帯。
ボリビアのティワナク遺跡に向かう途中で出会った、地元民の結婚式で振る舞い酒をいただいたときの写真。
俺、けっこう酔っ払ってますね。笑
これもボリビア、標高4000mくらいの(富士山より高い!)ポトシ銀山にツアーで行ったところ。
通気用のパイプが破裂したり、サトル兄ちゃんが高山病になりかけたり、大変でした。笑
バスを襲撃されたりもしました。
拡大してもらうと、窓ガラスとかがグシャグシャなのが分かると思います。
いまやすっかり有名になった、ウユニ塩湖にも一緒に行きました。
乾季だったけどね。
「遠くの山を持ってる感じで撮ってね!」と頼んだのに、ズレすぎ……サトル兄ちゃん、写真ヘタすぎ……笑。
ウユニ塩湖に向かう前夜、暮れなずむ荒野にたたずむサトル兄ちゃん。
かっけー。笑
この後、塩でできたホテルに泊まりました。
ウユニ塩湖からチリへと国境を抜ければ、いよいよサトル兄ちゃんとの旅も終わり。
私はそこからブラジルに向かって東へ、サトル兄ちゃんは細長いチリを南下するということで、チリのサンペドロデアタカマという町でお別れ。
最後に、一緒に昼飯食ったときにパシャリ。
サトル兄ちゃんの淋しそうな表情が、お気に入りの一枚です。
……こんな感じで、南米を一緒に旅したサトル兄ちゃんは、帰国後は東京に住んでいて、日本に帰ってきてからもよく会ってます。
そして、2014年2月18日には、ヨドバシアキバの海峡で呑んでた、というわけです。
長かった回想おわり!笑
サトル兄ちゃんは、私の「WiMAXを一つ持ってネット回線を集約すれば、ケータイとかタブレットとかも1台分の月額費用で使えるよ」という話に前から興味津々で、ついに最新のWiMAX2を購入!
この日は購入直後で、まだあんまり使いこなせてない感じだったけど、また改めて使用感を聞こうと思います。
この日は、私のNEXUS7(2012)と、それを取り巻くBluetooth機器=キーボード、ヘッドホン、スマートウォッチとかの話をしたりしました。
そしてサトル兄ちゃんは、つい最近、初のお子さんを授かりました!
おめでとう!
「写真はブログに載せちゃダメ」とのことなので控えますが、いやはや、本当にめでたい!
お嬢ちゃんで、名前は……いや、勝手に書くと怒られそうだから、名前も控えておこう。
とにかく、おめでとう!
世界一周に旅立つ前に、サトル家にもお邪魔しようと思っています。
そのとき、お嬢ちゃんもこのブログに初登場、してもらえるといいな!