レシフェの宿を求めて

こんにちは、ひでです。

6月8日、予定よりちょっと早かったけど、ワールドカップ日本代表の初戦が行われるレシフェの街に到着!
写真は撮ってないけど、長距離バスがレシフェのバスターミナルに入る直前に、窓から「スタジアムまであと5km」という看板が見えたりして、けっこうテンション上がりました。笑

よーし、とりあえず宿にチェックインだ!
と、「agoda」というインターネットのホテル予約サービスで押さえておいた宿「Swell’s Hostel And Suites」の住所をそのへんの人に見せながら向かったのですが……これがとても大変でした。

まず最初、路線バスに乗るときには、バス会社の人に筆記で「Cabo → Cambio」と説明してもらいました。
「Cambio(カンビオ)」は、英語でいうと「Change」。
両替のことなども指しますが、ここではバスの乗り換えのことです。
ふむ、「Cabo(カボ)」ってところで乗り換えろってことだな。
その先は、またその場で聞くとしよう。

そんな軽いノリで向かったのですが……まず、どこで降りればいいのかが判然としない。
ブラジルの路線バスは、ちゃんとしたバス停が無いところでもバンバン停まります。
だからどこが「Cabo」なのか注意していないと、乗り過ごしてしまう可能性があるわけです。

私は「Cabo」がどんな場所か知らないので、運転手の話す声に耳を傾けながら、バスに乗ること約30分。
バスはどんどん田舎の方に向かっていきます。
おいおい、本当にこっちで合ってるのか……?
さっき、バスターミナルのそばに「スタジアムまで約5km」って看板があったのに、もうだいぶ離れていってるぞ……。
そんな風に気が急いていて、乗客の誰かが「Cabo」って言葉を口にしたのに過剰反応し、よく分からないところで降車してしまいました。

そこから、そのへんの人に住所を見せていろいろ聞きつつ、地元の人しか乗らないようなミニバンの超ローカルバスに詰め込まれたりして、さらに1時間後。
着いたのがココ!
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……どこだ??笑
あとで判明するのですが、ここは「Ipojuca」という場所でした。

さらに、レシフェから離れていく方角のバスに乗り継ぎ。
レシフェで見た「スタジアムまであと5km」の看板からもう2~3時間くらい遠ざかっています。
ここまで来ると、もうだいぶ諦めの境地です。笑
もうどこでもいいから連れてってくれー!
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そして辿り着いたのがココ!
暑いし、荷物は重いし、もはやレシフェは遙か彼方だし、だいぶ弱っていましたが……おや、遠くに見えるあれは……?

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海だー!!!

……いやいや、海は好きだけどさ、まず宿に行きたいんだよ……こんな街から離れた海辺の村に来ちゃって、どうすればいいんだ。
この村に、本当に宿があるのか?
半信半疑で、またそのへんの人に宿の住所を見せて聞いてみます。
すると、どうやら本当にこの村に宿があるらしい。
教えられた通りに行ってみると……。
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この看板は!
「Swell’s」って宿の名前が書いてあるー!!
いやー、これ見つけたときは、まじで半泣きするくらいに嬉しかったです。

後でわかったことですが、「agoda」というホテル予約サイトで「レシフェ」で検索すると、その州(ペルナンブーコ州)の宿がかなり広範囲にわたって出てくるようです。
だから、いわゆるレシフェの町中からはだいぶ離れた宿も予約できちゃう。
日本で例えて言うと、横浜の日産スタジアムの試合を観るために「神奈川」で検索して、宿に着いてみたら小田原だった……くらいの感じ。
まぁ元はと言えば、私が宿を予約するときに、地図で確認しなかったのが悪いんだけどね。

まぁとにかく、着いたぞ!
Swell’s Hostel & Suiteーーー!!!
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まじで疲れた、大変だった!
でもいま振り返ると、偶然この宿に決めて、結果的にすごく良かったよ。

その理由は、また次回!

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