リオのビーチを散策

こんにちは、ひでです。

7月6日は、リオのビーチを散歩してきました。
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これは前回の記事でも触れた、コパカバーナのビーチ。
世界的に有名な場所です。
ブラジルのビーチといえば、やっぱりビーチサッカー。
いたるところで目にします。

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日曜は、コパカバーナ沿いの道は歩行者天国になります。
左側に、FAN FESTの会場がありますね。

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ビーチ沿いには、のんびりくつろいだり酒を飲んだりできるカフェが軒を連ねています。
道を隔てて反対側には、オーシャンビューの高級ホテルがズラリ。
そして遠く向こうには、巨大な奇岩がそびえている。
リオのビーチならではの景観です。

余談ですが、この角度で見える奇岩は、有名な「ポンジアスカル」ではありません。
私は2003年からこの旅の途中まで、ずっと勘違いしていました……苦笑。
ポンジアスカルについては、また別の記事でしっかり紹介する予定です。

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ワールドカップの決勝戦を含めて数試合が開催されるスタジアム「マラカナン」への案内標識も。
高級ホテルに泊まっている、海外からの観戦組に対する配慮ですね。

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この日のコパカバーナでは、こんな抗議デモ(?)が行われていました。
わかりやすく意訳すると「政府、企業、そして国際サッカー連盟よ。私たちの目は節穴ではないぞ。」という感じでしょうか。

ブラジルでは異常なインフレが起きていて、貧富の差が拡大し続けています。
今回のワールドカップは、ブラジル政府やサッカー関連ビジネスの従事者にとっては大いに旨みのあるイベントではありますが、外国から入ってくる資本は富裕層ばかりに流れていく仕組みになっており、低所得者層にとっては貧富の差をより大きくしてしまう可能性が高い。
つまりブラジルという国にお金は入ってくるものの、ブラジル全体の経済を底上げするわけではなく、金持ちばかりが儲かっている。
そんなサッカーなんぞにウツツを抜かしてないで、ちゃんと低所得者層も含めた国全体のことを考えろ!
……という趣旨の訴えだと思われます。

私も実際にブラジルに来て、その異常なインフレっぷりにはとても驚いています。
このブログでもたびたび「物価が高い!」と書いていますが、03年からの11年間でいろいろな物の値段が跳ね上がっていて、特に食べ物関連は2~3倍にまで上がっている。
その一方で、労働者の給料は、この11年間でみんなが2~3倍に倍増しているわけではないでしょう。
実際、路線バスやメトロの運賃はほぼ据え置きだったりするし(路線内はどこまで乗っても3レアル以下≒150円以下)。
そう考えたら、バスやメトロのストライキが起きるのは、当然のことなのかもしれません。
ブラジルは南米の他の国々よりも豊かだし、人々はみんな明るくて旅行者に対して優しいけど、その裏で苦労している部分も決して少なくはないんだろうな、と考えさせられます。

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こんな、いかにもブラジルらしいゲーム(?)も見つけました。
ボール1個分よりも少しだけ狭い幅で設置されたペットボトル2本を、一回のシュートで2本とも倒す、というもの。
参加料2レアルを払ってチャレンジし、うまく倒せたら8レアル獲得できます。

見た目は簡単そうに見えるのに、けっこうみんな失敗していました。
ところが仕切り役のオッサンは、なんとヒールキック(後ろ向きにカカトでボールを蹴るキック)で簡単に2本とも倒して、周囲の観衆に「ほら簡単なもんさ、みんなやってみなよ」とアピール。
それに触発されて、血気盛んな男たちが挑むも、やはりみんなダメ……というのが続きました。
そんな中、ある一人の男が見事に成功!
拍手喝采を浴びていました。

……すみません、その英雄は私ではなく……笑。
私はただ傍観しているだけでした。
今度見つけたらやってみようかな。

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そんな感じで散歩していると、コパカバーナのビーチもいよいよ終わり。
この角度で中央に見える奇岩が、ポンジアスカルです。
そう、この写真はポンジアスカルを撮ったものであり、決して水着のオネエチャンたちを狙ったものではありませんよ!笑

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コパカバーナから少し歩けば、そこはもう次のビーチ・イパネマです。
ここでもやっぱりビーチサッカー。

イパネマからも奇岩が見えますが、これはもちろんポンジアスカルではないし、コパカバーナから見えていたものとも別の岩です。
でもやっぱり海・砂浜・奇岩がつくりだす雰囲気は、コパカバーナとよく似ています。

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イパネマでは、路上演奏しているバンドを見つけました。
なかなかカッコよかったなー。

さて、この日の最大の目的は、このイパネマの近くで開かれている「日曜市」でした。
前回・03年のときには、リオに1カ月滞在したのですが、イパネマの日曜市には行ったことがなかったんです。

少しだけ迷いましたが、見つけました!
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出店がたくさん。
サンパウロのリベルダージで見た日曜市とは少し雰囲気が違って、こちらは食べ物の出店が少なく、メインは土産物でした。

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リオといえばこれ、コルコバードの丘に立つキリスト像。
……まぁ、私は買わないけど……笑。

このときの時間は16時くらい。
日本とブラジルの時差はピッタリ12時間なので、日本では7月7日の七夕です。
そう思って、これを買ってきました。
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ブラジルカラーのミサンガ、3本。

一番長いのは、私に。
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一番短いのは、ぺんすけに。
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そして真ん中のは、のりに。
日本とブラジル、いまはまだ遠く離れてるけど。
早く合流して、一緒に旅したいなー!

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