砂糖菓子という名の奇岩

こんにちは、ひでです。

ワールドカップ決勝戦の翌日、7月14日。
早くもこの日にリオを発つ人が多く、宿「Rio Hostel」からも多くの人が去っていって、ちょっと淋しかった。
私は、あえて出発を一日ずらしました。
決勝戦の翌日はみんな移動するから、長距離バスとか混むだろうと予想してのことです。

この日はまず、郵便局へ。
今後の移動などを見据えて、使用頻度の低い荷物を日本へ送りました。
ブラジルでは、郵便のことを「Correios（コヘイオス）」と言います。

前職で愛用してたHERZの3WAYビジネスバッグや、同じくHERZのリバーシブルショルダー、そのほかクッションにもなる携帯用毛布などなど、かさばるものをまとめて郵送。
これで、荷物をだいぶ軽量化できました。
あ、郵便局の外観、撮り忘れた。

その後、今回のリオ滞在の目的の一つ、奇岩ポンジアスカルへ。
ポンジアスカルとは「砂糖菓子」という意味で、見た目が「上に砂糖を乗せたパン」に似てるということで、この名前になったんだそうです。
前回・2003年のときには登ってなかったので、今回は行ってやろうと思っていました。
リオ滞在の最終日になっちゃったけど。笑

あと、宿から近かったのでそのへんの人に道を聞きながら歩いて向かったのですが、「ポンジアスカル」と言っても全然通じませんでした。
こっちでは「パンジアスーカ」と発音するようです。
また一つ勉強になりました。

そうこうしてる間に、到着！

これまた今回初めて知ったのですが、パンジアスーカに行くためのロープウェイは、一つ手前の「ウルカ」という岩を経由して、乗り継いで行きます。

ロープウェイの料金は、往復で62レアル≒3,100円。
けっこうするなー、やはりブラジルは物価が高い……。

入口は長蛇の列！
恐らくその多くが、ワールドカップを見に来た人々でしょう。
考えることは同じか。

40分待ち。
まぁしょうがない、のんびり待ちましょう。

くそー、タブレットがあれば電子書籍を読んだりしながら待てたのに……と歯噛みしつつ（未練がましくてスミマセン）、40分経過。

ロープウェイのチケット、ゲットだぜ！

いざ、出発！

そしてあっさり中継地点「ウルカ」に到着！笑

ひとまず、ウルカからの風景を撮ろうとカメラを構えると

ヘリポート！
ここから、リオの空をヘリコプターで回るツアーに参加できるようでした。
料金も、無茶苦茶な値段ではなかった記憶があります。
まぁ、私は乗りませんがね。
英樹とかは乗りそうだなー。笑

ヘリポートの写真をよく見てもらうと中央上部のやや左に小さく写ってるんですが、ここから

有名な、コルコバードの丘に立つキリスト像が見えます。
私のカメラ「G12」のズームでは、これが限界。

このキリスト像は2003年に見たし、まぁぶっちゃけたいしたことないので今回はパスしました。
一応、当時の写真をもっかい載せとこう。

これから行く人は、あんまり期待しすぎないで行くことをオススメします。笑

OK、それじゃいよいよメインの「パンジアスーカ」に向かおう！
早くしないと日が沈んじゃう、急げ－！

……こっちのロープウェイも混んでるんかい……。
この列を待ってる間、係員の人の会話が聞こえてきて「こんな後ろのほうまで並んでるの、初めて見たよ」と話してました。
うーむ、やはりワールドカップ効果か……。

残念ながら日は沈んじゃったけど、空が綺麗なマジックタイム。
いざ、パンジアスーカへ！

到着！
これは、こないだ行ったグローリア地区の方角です。

パンジアスーカからも、キリスト像を見ることができます。
ライトアップが始まりましたね。

しばらくのんびりしていると、とっぷりと日は暮れて。

コパカバーナのビーチと、コルコバードの丘を両方おさめた夜景。
私は、人為的な照明が作り出す夜景ってあんまり好きじゃないんだけど（その照明の大部分がサラリーマンの残業中の明かりだと思うと特にね……）、これはまぁまぁキレイに撮れた写真じゃないかな。
自画自賛。笑