こんにちは、ひでです。
森くんとインティワシで合流して、まずは「デスロード」に行ってみることにしました。
デスロードと呼ばれる道は世界中にありそうな気がするけど、「ラパスのデスロード」はその不吉な響きの通り、「ときどき事故で死傷者が出る危ない道」のこと。
その危険な道を自転車で下るツアーがあり、なかなか人気があったりします。
それに参加してみよう、というわけで、まずはツアー会社を探しました。
いくつか回った中で、ここに決めました。
スタッフ、チョーシのってます。笑
ツアーで乗る自転車は、2種類から選べて
こっちは1つだけサスペンションが付いてて、少し安い。
300ボリビアーノ(≒6,000円)だったかな?
森くんも写真を撮ってますね。
こっちは2つサスペンションが付いてて、ちょっと高い。
たしか450ボリビアーノ(≒9,000円)でした。
私はビビリなので、ちょっとでも安全なほうを……と考え、こちらを選びました。
「ビビリだったらデスロードなんか行くなよ」ってツッコミは禁止です。笑
さて、ツアー会社での申し込みの翌日、デスロードツアー当日。
まずはヘルメットなど自分のサイズに合った装備を選んでから
ツアーバスでスタート地点へ。
標高はかなり高く、霧が掛かっていました。
上の2枚の写真は、森くんが撮ってくれたもの。
今回の記事には、森くんの写真も使わせてもらっています。
この写真をよく見ると分かってもらえるかと思いますが、この日、私はウエアラブルカメラAS100Vをヘルメットに装着して、動画を撮りながら走りました。
ここからは、その動画もまじえて当日の様子を紹介していきます。
っとその前に、この日のツアーメンバーの集合写真を。
これは、ツアーガイドが撮ってくれた写真。
ツアーの後に、写真のデータをCD-Rに焼いてくれました。
今回の記事には、その写真も使っています。
これは少し下ったあとの写真だけど、当日の私の様子。
ぺんすけは、自転車の揺れで吹っ飛んでしまわないよう、ネックレスにぶらさげた上から黒いネットをかぶせて保護しています。
このネットは、日本で単車に乗るときなどにも使っていたものです。
同じ場所で撮った森くん。
うーむ、このポーズ……関西人の血なのか……?笑
手頃な写真がなくて紹介が遅れましたが、ナオキくんとも一緒でした。
森くん繋がりで、前日のツアー会社に申し込むところから行動を共にしていました。
ナオキくんは、路上で歌って稼ぎながら旅をしているイケメンです。
そのほか、ほとんど絡みは無かったけど、何人かの外国人たちと同じグループでした。
それではデスロードツアー、行ってみよう!
【Youtube】20150418 01 ボリビア・ラパスのデスロード 最初の舗装路。
最初は、舗装路を快適に下っていきます。
「デスロード」なんて不吉な名前にビビっていた私ですが、単車で高速道路を走るのに比べれば、たいしたことのないスピード。
【Youtube】20150418 02 ボリビア・ラパスのデスロード 抜きつ抜かれつ。
慣れてくると、抜いたり抜かれたりもしつつ、快適に下っていきます。
途中、ツアー会社が用意してくれたスナックを食べながら小休憩。
ここで舗装路の走行は終了。
われわれの後ろをついてきていたツアーバスに自転車を載せ、私たち自身も乗り込んで、次の場所へと向かいました。
そして着いたのがココ!
さっきまでの舗装路はウォーミングアップに過ぎなかった……あの道こそが「デスロード」だ!
ここでの様子を、動画でも。
【Youtube】20150418 03 ボリビア・ラパスのデスロード 霧に煙る砂利道。
まがりくねった細い道が、濃い霧に霞んで見え隠れするさまは、なかなかに趣がありました。
つーか怖かった。笑
怪我しないように、腕や足の防具をしっかり身に付けて、いざ出発!!
【Youtube】20150418 04 ボリビア・ラパスのデスロード 砂利道走行スタート。
舗装路と比べると、やっぱりかなり走りづらい。
自転車は単車よりもタイヤが細いので、少し大きめの石を踏むとすぐに軸がブレて、バランスが崩れます。
転ばないように注意しながら、安全第一で下っていきます。
【Youtube】20150418 05 ボリビア・ラパスのデスロード 砂利道を楽しむ。
砂利道を走り始めたときは、石を踏まないことに全神経を集中させてたけど、少しずつ周囲の風景を眺めたり、声を出したりする余裕が出てきます。
しかしあらためて動画で観ても、特にガードレールが無い場所は高さを感じますね。
【Youtube】20150418 06 ボリビア・ラパスのデスロード 奈落の底を見下ろす。
ひゃー、こえー!笑
でもまぁ、実際に走ってみた感じでは、よっぽど無茶な走り方をしない限りは落ちる心配はありません。
「絵になる場所」では、ツアーガイドが写真を撮ってくれます。
こんな怖い写真も。
実際に撮ってもらってるときには別に怖くなかったけど、写真で見るとなかなか危なっかしく見えますね。
2つ上の動画の中にも出てきますが、山道にはところどころ小さな滝があったりします。
【Youtube】20150418 07 ボリビア・ラパスのデスロード 滝で記念撮影。
この動画から、ウエアラブルカメラをヘルメットの左サイド(=断崖側)に付け替えています。
いやー、もっと早く気付けばよかったなー。
動画にもあるけど、ここでもガイドが写真を撮ってくれました。
このときの写真。
ジャンプ!
うーむ、このときは気にも留めてなかったけど、ここにある十字架、改めて見ると怖いな……ここで転落死した人がいるんだろうか。
引き続き下っていくと、アクシデント発生!
ナオキくんが転倒!
私は彼よりも前を走っていたのでその瞬間を見てはいないけど、肘の防具などをうまく使って衝撃を最小限に抑えたため、擦り傷程度で済んだようです。
不幸中の幸い。
転んだ場所と方向が悪かったら……と考えると、本当に怖いな。
「デスロード」って名前、私は「欧米人の旅行者がノリか何かで呼び始めたものかな」と勝手に想像してたんですが、途中にあった看板にもちゃんと書かれてました。
正式名称として認められているようです。
スペイン語だと「RUTA DE LA MUERTE」。
さらにここから
ちょっとした小川を渡ったりもしました。
ツアーガイドが撮ってくれた動画もぺたり。
【Youtube】20150418 08 ボリビア・ラパスのデスロード 小川を渡る。
私は2番目です。
手前に座ってるインディヘナのオバチャンが気になるな……なぜここにいるんだろう……笑。
この小川から程なくして、デスロードは終了。
麓の店で少し休憩してから、ツアーバスでコギレイなホテルに移動し、昼食&シャワー。
シャワーの温度と水量が素晴らしく気持ちよかったなー。
残念ながらウエアラブルカメラの電池が切れてしまったため、このあたりの写真は残っていません。
デスロードの自転車ツアー、総じて面白かったです。
行ってよかった。
ラパスに行く機会がある方、オススメです!