「鶏の港」とは?

こんにちは、ひでです。

今回は、気に入った宿「Swell’s Hostel & Suites」の周辺の様子を詳しく紹介しますね。
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宿から徒歩1分で、ビーチに出られます。

いかにもリゾート、って感じのレストランがあったりします。
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試しに入ってみたら案の定、どのメニューもお高くて……。
とりあえず、安かったコイツだけを頼みました。
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椰子の実ジュース、「アグア・デ・ココ」。
これ以降、この店に入ることは無かったのですが、ここの主人は店の前を通るたびに笑顔で挨拶してくれました。

そんな良さげなお店もあるものの、Swell’sがある村・マラカイーペは、本当に田舎の村です。
でも、すぐ近くに「ポルト・デ・ガリーニャス」という港町があります。
この港町の名前は、直訳すると「鶏の港」。
ガイドブック「地球の歩き方」によると、昔はこの港にアフリカから黒人奴隷が連れてこられていて、その奴隷を「ガリーニャ(鶏)」と呼んでいたことから、港町がこういう名前になったんだそうです。

このポルト・デ・ガリーニャスと、マラカイーペとの位置関係をGoogle Mapで見ると、こんな感じ。
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右下の縮尺を見てもらえればわかるように、2kmくらい離れています。

ちなみに、ワールドカップ日本代表の初戦が行われるレシフェの街との位置関係は、こんな感じ。
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前々回、レシフェからSwell’sに辿り着くまでの苦労話を書きましたが、こんなに離れてるんですね。
途中の乗り換えポイント「Cabo」と「Ipojuca」も、こうやって見ると実に分かりやすい。
地図ってスゴイなー!笑
なお、マラカイーペは小さすぎて、この縮尺では名前が表示されませんでした。

さて、位置関係が分かったところで。
マラカイーペから、港町のポルト・デ・ガリーニャスまで歩いてみましょう!
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2kmくらいずーっと、綺麗な砂浜が続いています。
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昼の白い月も出ていました。

ここはブラジルの東海岸なので、この海は日本でも見られる太平洋ではなく、大西洋です。
海の向こうはアフリカ大陸。
そう考えると、本当に日本から遠く離れた場所にいるんだなぁ……と、あらためて実感します。

そんなことを考えながら綺麗な海辺を歩いていくと、30~40分くらいで港町に着きました。
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港の入口がこうなってるわけじゃないけど、それっぽい店の看板の写真を貼ってみたり。笑
町並みはすごくキレイに整備されていて、まるでテーマパークのようでした。
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ちょっとアップの写真は撮り忘れたんだけど、この2枚の写真の中、ところどころにニワトリのオブジェが写っています。
先ほど説明したように、ポルト・デ・ガリーニャスは「鶏の港」という意味なので、そこかしこにニワトリのオブジェが設置されているんです。
……しかしその名前は、奴隷貿易の港だったことが由来のはずなんだけど……町の名前を変えたり、タブー視したりはせず、むしろオブジェにして楽しんでしまうあたりがラテン気質なのかな。
個人的には、良いと思う!

町を散策していると、現地人からいきなり声を掛けられました。
おや、見たことある顔だぞ??
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宿のスタッフ、ハビエル
彼は、Swell’sの従業員として働いているほかに、この港町のカフェの仕事も掛け持ちしています。
働き者だなー。

さて、だんだん暗くなってきました。
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そろそろ晩飯でも食いますか。
よし、たまにはコギレイなレストランに入ってみるとしよう!
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まぁ、頼むのは定番のやつだけども!笑
コギレイな店だけあって、盛りつけもコギレイです。
これで、確か17レアル≒850円。
ブラジルでは水も有料なので、ミネラルウォーター込みで確か20レアル≒約1,000円でした。

この後、もう一度ハビエルの店に立ち寄って宿への帰り方を聞いたところ、彼はいつも歩いて帰ってるとのこと。
徒歩で帰るのは少し怖かったけど、夜でもビーチはとても見晴らしが良く、万が一アヤシイ人影が近づいてきたら走って逃げられそうだったので、夜の海辺を月に照らされながら歩いて帰りました。
写真は撮ってないけど……とても綺麗だったよ。

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