無数のウニが息づく天然のプール

こんにちは、ひでです。

再三書いているように、私はレシフェの市街地ではなく、バスで約3時間くらい離れた近郊の村・マラカイーペを拠点にしていたのですが、そこには綺麗なビーチのほかにもう一つ「天然のプール」という見所がありました。
これは、干潮時に遠浅の岩場から水が引き、大きめの水たまり(=天然のプール)がポコポコできるというものです。

正直、私はあんまり期待しておらず、一週間もマラカイーペでのんびりしていたのに行ってませんでした。苦笑
しかし、たむが興味を持っており、わざわざマラカイーペの隣の港「ポルト・デ・ガリーニャス」に宿を取って来てくれたので、二人で行くことにしました。

私の宿「Swell’s」では、天然のプールを見るのにちょうどいい干潮の時間を調べて、一覧表にしてくれています。
干潮のピーク時から前後1時間くらい、都合2時間くらいが見ごろらしいです。
その時間に合わせて、20~30分くらいビーチを歩いていくと、岩場に着きました(ポルト・デ・ガリーニャスとは反対方向)。
岩場までの距離は、ポルトよりも近くです。

ゴツゴツした岩場を歩いていくと、小さめの水たまりが点在しています。
しかし、これは「天然のプール」と呼ぶほどではないんじゃないか……と思いながら歩いていると、足下にトゲトゲが。
よく見てみると、ウニ!
しかも、めちゃくちゃたくさんいる!!

【Youtube】20140616 01 ウニがたくさん。

ウニは岩場にガッチリ張り付いていて、引っ張ってもまったく微動だにしなかったのですが、たむが剥がれている一匹を見つけました。
生きてるウニが動いてるのって、初めて見たよ。

【Youtube】20140616 02 ウニがうにうに。

動画でも話してますが、このウニの動きそのものが、「ウニ」という名称の由来なんではなかろうか……そう思わせるような、まさに「うにうに」とした動きでした。笑

ウニがビッシリ張り付いた岩場を抜けて、さらに進んでいくと、ついに泳ぐのに適した大きな水たまりを発見!
これこそ「天然のプール」だ!
DSC00201

よーし、それじゃ泳いでみますか!
DSC00195

というわけで、ソニーのウエアラブルカメラ「HDR-AS100V」を装着して、泳いでみました。
実は、私はブラジルに入国してから、これが初泳ぎでした。
一週間も綺麗なビーチ沿いの宿に滞在しておきながら……笑。
いやーだってさ、マラカイーペのビーチ、波がデカすぎるんだよ!
あんなチューブができるくらいの大波、こえーよ!

さらに言うと、「HDR-AS100V」も初泳ぎ。
わりとガッチリした防水ケースに入れてあるので大丈夫でしたが、最初に水に沈めるときには少しドキドキしました。笑

【Youtube】20140616 03 ブラジル初泳ぎ。

岩場に着いた当初はショボイ水たまりしか無くてどうしようかと思ったけど、ちゃんとしたプールが見つかってよかった!笑
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
空が何にも切り取られていなくて、とても綺麗だったよ。

【Youtube】20140616 04 たむの飛び込み。

たむも華麗な飛び込みを披露!
カメラのレンズに水滴が付いてて、ちょっと見づらいけど……笑。

プールでひとしきり泳いでのんびりした後、せっかくなので遠浅の岩場の一番外側、外洋に面したところまで行ってみることにしました。
外洋へ向かって行く途中、見覚えのある海草を発見。
沖縄名物として有名な「海ぶどう(っぽいもの。笑)」が、そこかしこに生えていました。
ためしに少し食べてみたところ、食感はまさに海ぶどう。
しかしちょっと後味が生臭くて、好き嫌いが別れそうな感じでした。
私は平気でしたが、たむは吐き出していました。笑

そんなことをしながら歩いているうちに、岩場の一番外側に到着!

【Youtube】20140616 05 天然のプールから外洋へ。

男の背中がマブシイぜ!

この後は、360度の絶景を眺めながらのんびり帰り。
最後は、岩場の入口で荷物を預かってくれたオジサンの店でビールを飲みながら〆!

【Youtube】20140616 06 ビール飲みながら〆。

天然のプール、なかなか面白かったです。
私の背中をグッと押して重い腰を上げさせてくれた、たむに感謝。
ありがとう!

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