こんにちは、ひでです。
8月26日、朝は村の市場に行ってみました。
金目鯛がズラリ!
コイツはこの日の夕食になりました。
発泡スチロールに入れて売られていた「エンパナーダ」。
こんな揚げパンみたいなやつで、中には島で獲れた海の幸がギッシリ。
美味しゅうございました。
エンパナーダで腹ごしらえをしてから、SHUNさん&MINAさん夫妻と合流。
日本人5人でレンタカーを借りて、いざイースター島めぐりへ!
左ハンドル、ギアはマニュアル、島内は右側通行という「三重苦」の中、最初はSHUNさんの運転でスタートしました。
5人とも大喜びで、ここでけっこう写真を撮りました。
これは前回も載せた写真。
進撃の巨人風に。
まだモアイの影も形も見えてこないのに、大ハシャギです。笑
……おっとイカンイカン、こんなことじゃ時間が足りなくなる!
と我に返り、あわてて出発。
しばらく走って見えてきたモアイたちは
なんでやねーん! と、まるでヒナ壇芸人の一斉ツッコミのように、前のめりに倒れていました。笑
実はイースター島のモアイたち、過去にはすべて倒されていたんだそうです。
島内の戦国時代に(?)のきなみ倒されてしまい、現在立っているものはすべて後からクレーンなどで立ち上がらせたんだとか。
そのため、倒れているモアイの方が圧倒的に多いのです。
島にはモアイだけでなく、あちこちに野生の(?)馬などもいます。
SHUNさんが近寄ると、サササッと逃げていく馬たち。
やはり草食動物、警戒心が強い。
倒れているモアイばかりでちょっと飽きてきたところで、お弁当タイム!
女の子2人と偶然同じ宿になって、まじでラッキーだったよー!!
いただきまーす!!
大きなおにぎり、うまし!!!
あまりのうまさに、私はいち早く食べ終わってしまったので(笑)みんながまだ食べている間に少しクルマの運転を練習して、SHUNさんと交代。
日本を出る直前に取ってきた「国際免許証」が役に立ちました。
マニュアル車を運転するのは教習所以来だったけど、そこそこ走れた気がする。
ただ、ウインカーを出すつもりなのにワイパーを動かしてしまうのは、左ハンドルのお約束ですね。笑
運転を交代して向かったのは、ラノ・ララク。
ここは、モアイを作るための石切場です。
入口のゲートをくぐると、最初に現れる標識。
左が「CRATER」、右が「CANTERA」。
CRATERはそのまま「クレーター」で、火口跡のこと。
CANTERAは「石切場」で、モアイが削り出された岩山のこと。
ちなみに、スペインのサッカーチームの下部組織を「カンテラ」と呼ぶのは、この「石切場」から来ているそうです。
今回は、左のクレーターへは時間が無くて行けませんでした。
まぁ、次回のお楽しみということで。
よーし、それじゃ石切場へGO!
来たーッ、モアイの大群!
と、とりあえず記念撮影!笑
それにしても、この圧倒的なモアイの数と、自由気ままな角度で地面に埋まってる様子は……
否が応にも、コイツを思い出さずにはいられない!
グラディウス!
きっとコナミの人は、このラノ・ララクで着想を得たんだろうな……笑。
奥のほうには、島で唯一の特徴を持つモアイ。
ちょっと下が切れてて見えづらいけど、正座してるのです。
足があるのは、こいつだけらしい。
石切場らしく、こんなモアイも。
まだ岩から削り出している途中で破棄されたもの。
石室で眠っているようにも見えるな。
ラノ・ララク、いろいろなモアイがいて、とても面白かったです。
ではそろそろ、次のポイントへ。
トンガリキ。
こいつらを立ち上がらせるために、タダノという日本企業がクレーンを提供したんだそうです。
トンガリキの入口には、そのことを伝えるプレートも。
このことも手伝って、イースター島の住民はみんなとても親日で、村を歩いていると「こんにちは!」とか「トモダチ!」とか、親しみを持って日本語で話しかけてきます。
ありがとう、タダノ。
おかげで楽しく旅してます。
この15体のモアイがいる「トンガリキ」は、朝日が昇るスポットでもあります。
レンタカーは24時間契約で借りているので、明日の早朝、夜明け前にまたここに来ることにしました。
トンガリキを後にして、別のポイントで岩に残された謎の文様を見たりしていると
雨が降ってきました。
このワイパー動かしてるのは、ウインカーと間違えてるわけじゃないからね!笑
雨は降ったり止んだりで、止んだ隙を狙ってクルマの外に出ると
私がこれまでの人生で見てきた中で、もっとも色が鮮やかで、綺麗な虹でした。
この写真が、私のベストショット@イースター島です。笑
メインカメラ「G12」だと虹の全体をおさめられなかったけど、ここでアクションカム「AS100V」の超広角レンズが威力を発揮しました。
これは他の写真より大きめのサイズでアップしたので、ぜひ拡大してみてください。
いやー、めちゃくちゃ綺麗だったー。
遠くの山が、モアイが寝ているように見えるのもいい感じ。
ふだんは好きじゃないけど、こんな虹が見られるのなら、雨も捨てたもんじゃないね。
虹の余韻に浸りながら、この日の最後に向かったのはココ。
洞窟!
ここには2つの洞窟(横穴)があって、片方はそんなに深くなく、簡単に行き止まりまで到達できました。
その行き止まりには大きな縦穴が開いていて、バナナの木が茂っていました。
これは、その縦穴を上から撮ったところ。
もう片方の洞窟にも入ってみたかったけど、もうだいぶ陽が落ちて暗くなってきたので、時間的に断念。
ここにはSHUNさんも興味を持っていたので、後日リベンジすることにしました。
SHUNさん&MINAさん夫妻と別れて日本人宿「Hare Kapone」に戻り、晩ごはんの準備。
朝、市場で仕入れた金目鯛をさばくYUKIさん&KAYOさん。
すみません、私は見てるだけでした……。
晩ごはん、完成!
素晴らしい!!
刺身もあり、私が日本から持ってきた醤油が活躍しました。
醤油をくれた東夫妻、さんきゅね!
さらに、この日は……
なんと、KAYOさんのお誕生日ッ!!!
おめでとうー!!!
なお、KAYOさんは最後まで年齢を教えてくれず、なんと一緒に旅していたYUKIさんも知らないんだそうです。
そのためロウソクは、YUKIさんが見つけた「?」のロウソク。笑
みんなでコッソリ、KAYOさんに隠れて書いたメッセージカードもプレゼントしました。
喜んでくれてよかった。
この写真は翌日、SHUNさん&MINAさん夫妻と合流して、5人で撮ったものです。
まる一日、イースター島をレンタカーで走り回って、とても充実した一日でした。
そしてKAYOさん、あらためて誕生日おめでとう!
明日は、夜明けを見るために早朝から行動を開始します。
寝坊しないようにしなくちゃね!笑