こんにちは、ひでです。
長期旅行で不可欠なグッズの一つが、寝袋。
野宿やテント泊をしない場合でも、海外の安宿を中心に旅するバックパッカーにとっては必需品です。
その理由は、大きく2つあります。
まず1つが、害虫対策。
特に途上国の安宿は、衛生状態が悪いケースも少なくありません。
そんなときでも、ベッドの上で寝袋を使って寝れば大丈夫。
ノミや南京虫などへの対策として、必ず持っておきたいところです。
もう1つの理由が、寒さ対策。
町中で、寒い日でも半袖だったりする、妙に薄着な外国人を見かけたことはありませんか。
逆に考えると、日本人は外国人(特に白人)よりも寒さに弱いのです。
そのため、海外の安宿に備え付けの布団だけでは、寒くて眠れないこともあります。
そんなときでも、寝袋があれば安心です。
2003年の南米放浪時にも、寝袋はとても役に立ちました。
宿に泊まるときだけでなく、バス移動で寒いときにもくるまっていました。
しかし、当時もっていた寝袋はとても大きく嵩張っていたので「次に旅に出るときは、コンパクトな寝袋を買おう」と決めていました。
というわけで4月16日、夜勤明けの安藤さんと一緒にアウトドアショップへ行ってきました。
行ったのは「Victoria L-breath セレオ八王子店」。
八王子の駅ビルに入っているショップです。
安藤さんは最近アウトドアに凝っているらしく、テントの下見。
私も寝袋だけでなく「いざというときに野宿もできるように、軽量テントで良いのがあったら欲しいなぁ」と思っていました。
店員さんに話しかけると、とても親切に応対していただき、テント設営の実演をしてもらったり、寝袋について詳しく解説してもらったりしました。
その説明がすごく分かりやすかったので、感謝の意味も込めて即決で寝袋を購入。
買ったのは、mont-bell(モンベル)の「U.L.スーパー スパイラル ダウンハガー#3」です。
税込みで2万9,700円。
それと一緒に、寝袋の下に敷くためのマットも買いました。
NEMO(ニーモ)の「ZOR-20S」。
キャンプや野宿はあんまりしないと思うけど、一応ね。
空気を入れて膨らませるタイプなので、とてもコンパクトになります。
税込みで8,856円。
さすがにテントは重すぎたので、今回は断念。
まぁ野宿は危ないだろうし、ね。
では、寝袋とマットの簡単なレポートを。
2つの直径比較。
右が寝袋、左がマットです。
モデル・ぺんすけの身長は、約10cm。
広げきったところ。
頭の部分に身長10cmのぺんすけがいるので、大きさの参考にしてください。
寝袋は、形状によって「封筒型」と「マミー型」の2種類に分けられるのですが、これはマミー型。
マミーというのはミイラのことで、人間の体型に合わせた形状を指しています。
マミーって、ドラクエにも出てきたよね。笑
私が考える「マミー型の最大のメリット」は、封筒型よりもコンパクトにたためること。
長期旅行者には重要なポイントです。
チャック部分は、マジックテープのカバーで覆えるようになっています。
ちなみにこの寝袋、チャックが右に付いてるものと、左に付いてるものの2種類がラインアップされています。
私は右利きなので、右に付いてるものをチョイス。
実際に寝るとき、チャックを利き手で閉められるほうが便利だからです。
さらに、右チャックと左チャックの寝袋を2つ並べると、チャック部分で連結できるとのこと。
面白そうな機能だけど、私には不必要、かな。笑
さらにショップの店員さんによると、モンベルの寝袋には、この布の袋が入ってるのがポイント高いらしい。
長期保管するときには、これに入れておくべきなんだそうです。
旅先では使わなそうだけど……まぁ一応持って行こうかな。
では次に、寝袋の下に敷くマットです。
袋から取り出したところ。
この時点ではけっこう硬い感触です。
広げたところ。
このマットは空気を入れて膨らませます。
空気の吸入口はこんな感じ。
ショップの店員さんは「自分で息を吹き込まなくても、開けておけばある程度は自然に空気が入る」と言っていたのですが、開けただけではイマイチ膨らみません。
何回か使えば、自然と膨らむようになるのかな。
でも面積が小さいので、口で息を吹き込んでも、疲れる前にちゃんと膨らみきります。笑
膨らませたところ。
裏には樹脂製の(?)スベリ止めが付いています。
暑い国では、害虫対策はこのマットだけでもいいかも。
このマットは空気を入れるタイプなので、パンクの危険性があります。
でも、ある程度は大丈夫。
収納袋の中に、こんな隠し小袋が仕込まれていて
パンク修理用の道具が入っているのです。
まぁ、できればお世話になりたくはない道具ですが。
実際の使用状況に近い感じで、置いてみました。
マットは小さいタイプなので、足の部分がはみ出る感じになります。
私は身長161cmと低いので、実際に使ってみると膝下だけがはみ出ます。
こういうときは、身長が低くて良かったと思います。笑
「枕は別に置くから、頭の部分はマットでカバーしなくていい」という場合は、こんな感じ。
私の場合、これならほぼ全身が乗って、ふくらはぎから足首あたりだけがはみ出る感じです。
最後にもう1枚、大きさ比較のモデル・ぺんすけと。
両方合計で3万8,556円、大事に使わなきゃね。
さて、安藤さんと買い物したあとは、のんびり徒歩で八王子から日野まで帰りました。
帰る途中、浅川の川縁で少し休憩。
リストラされた会社員のような横顔。笑
安藤さんは夜勤明けなだけで、ちゃんと働いてますよ!
私は働いてないけど……スミマセン……。
寝袋とマット、なかなか良い買い物ができた一日でした。