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サルバドールの教会群

こんにちは、ひでです。

サルバドールには、前回紹介したボンフィン教会のほかにも、美しい教会がたくさんあります。
今回は、歴史地区にある教会をいくつか紹介します。

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これは、サン・フランシスコ教会。
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「黄金の教会」とも呼ばれているそうで、写真を見てもらえれば分かるように、まばゆいばかりの黄金が使われています。

以前、金鉱で栄えた古都オーロ・プレットで、ブラジルで2番目に黄金が使われている教会を見ましたが、このサン・フランシスコ教会はそれを凌いで、ブラジルの教会の中で最も黄金が使われているんだとか。
スゴイなー。

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これは、ペロウリーニョ広場の建物から撮った写真。
真ん中に写っているのは「ホザーリオ・ドス・プレートス」という教会です。
ここでは、頻繁にミサが行われていました。
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誰でも入れるようだったので、私も入ってみました。

神父さんによるポルトガル語の話はまったく聞き取れなかったけど、みんなが一斉に隣の人と手を繋いだりハグしたりするときには、私も一緒にやりました。
隣の人といろいろするのは、たぶんキリスト教の教えの一つ「汝の隣人を愛せよ」を表す行為なんだと思います。
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ミサの終わりには、無料でパンが配られます。
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私もちゃっかり頂きました。
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そのほか、神父さんが木の枝に水を浸して、参列者に向かって振りかける儀式(?)なども行われていたので、私とぺんすけもかけてもらいました。
どんな御利益があるのかは分からないけど……無知でスミマセン……。

さて、実はこの教会、ほかの教会にはない大きな特徴があります。
その特徴を見るために、ミサとは別の日にもう一度、行ってきました。
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ミサのときとはうってかわって、静かな聖堂。
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黒人の聖人の像。
この像が象徴するように、この教会は黒人奴隷たちが建てたもので、ブラジルで初めての「黒人のための教会」なんだそうです。
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教会の奥には、こんな場所も。
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ここは、黒人奴隷のリーダーだった女性、アナスタシアさんという方のお墓。
彼女は、白人に猿ぐつわをかまされて殺されてしまったんだそうです。
だからこんな痛ましい姿の像なんですね……。

海辺にあるバーハ要塞で黒人奴隷についての展示などを見てきたこともあり、いろいろと感じるところがあります。

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こちらは、ペロウリーニョ広場から青い家に帰る途中にあるカルモ教会。
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ここの聖堂も綺麗でした。

ちょっと名前を失念しちゃったけど、この教会もなかなか良かった。
ホザーリオ・ドス・プレートス教会と、カルモ教会の間に立地している教会です。
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この教会では、聖堂以外の場所もけっこう自由に見ることができました。
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ここは食事をする部屋、かな?
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聖遺骸をかたどった像。
手足の聖痕がかなり生々しかった……苦手な方もいるかと思うので、アップの写真はやめておきます。
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聖堂の地下にも行くことができました。
「教会の地下」ってなんか見ちゃイケナイものとかありそうで、しかもここは薄暗くてそんな禁断の雰囲気(?)を助長するような空気が漂っていて、ドキドキしました。
特に何も見つけられなかったけど、ね。

このほかにも、サルバドールの歴史地区にはまだまだたくさんの教会が点在しています。
私も、そのすべてを回ってきたわけではありません。
ほとんどが有料だしね……ミサのときは無料で入れるけど、そのときは観光客は奥のほうには入れなかったり、制限があったりします。
それでもオーロ・プレットとかと違って、だいたい写真撮影OK(フラッシュは不可のところが多数)なのがありがたかった。
どの教会も美しく、詳しく見てみるとそれぞれに特徴があったりして、なかなか興味深いものでした。