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リオを出発、ベロオリゾンチへ

こんにちは、ひでです。

2週間滞在して、ワールドカップを最後まで満喫したリオデジャネイロ。
そのリオを出て、いよいよ次の街に向かうときが来ました。

次に目指す街は、2003年には時間&資金不足で行けなかった「サルバドール」のつもりだったのですが、少し距離があります。
一気に行くこともできるけど、せっかくだから少し寄り道をしようかな……と考え、「ベロオリゾンチ」へと向かいました。
リオの宿の湿度の高さでゼンソクが悪化していたので、空気が乾燥していそうな内陸に行きたかった、というのも理由の一つです。
位置関係はこちら。
beloroot
地図上ではベロオリゾン「テ」となっていますが、現地での発音はベロオリゾン「チ」です。
ベロオリゾンチのあとは、首都のブラジリアを経由して、サルバドールに向かうことにしました。

ちなみに地図の一番右上、青く印を付けたのが、ワールドカップ日本代表がコートジボワールに敗れたレシフェ。
約一カ月前、私はリオから38時間の長距離バスでレシフェへ向かいました。
今回、もしリオからサルバドールに直接向かうと同じ道を通ることになるので、それがちょっと悔しい……というのも、ベロオリゾンチ行きの理由の一つだったりします。

長距離バスで移動するのも久しぶり。
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一晩かけて、無事に到着しました。
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これまで私は、宿を事前にインターネット予約サイトの「agoda」「Booking.com」で予約していました。
ワールドカップ期間中は、宿が突発的に値上げしたり、宿泊客が多くて満室になったりする可能性があったからです。
でももうワールドカップが終わって宿の値段も落ち着き、観光客も減って満室の可能性も低くなったので、事前予約はしないことにしました。
もしかしたらインターネット予約サイトよりも安くて良い宿を、街のインフォメーションセンターで紹介してもらえるかもしれない……という希望的観測も含めて。笑

ベロオリゾンチの長距離バスターミナルで紹介してもらった宿は、ここでした。
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「Minas Hostel」
ドミトリーで一泊39レアル≒1,950円と、ちょっと高めでした……。
次からは、事前にインターネット予約サイトで調べて、一番安い宿の値段と住所をメモしておいてから、インフォメーションセンターに行くことにしよう……と、決めました。笑

でもまぁ「Minas Hostel」はバスターミナルから近いし、なかなか良い宿でしたよ。
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受付。

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私が泊まった部屋。
やっぱり観光客はほとんどおらず、ほぼ貸し切り状態でした。
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キッチンはこんな感じ。
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ここで一番良かったのは、シャワー!
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写真じゃまったく伝わらないけど……今までで一番、湯量が多かった。
というか、お湯の蛇口をひねるとガチの熱湯が出てきます。笑
温度調節が少し面倒だったけど、いったん調節しちゃえばとても快適なシャワーでした。

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洗濯スペース。
洗濯機は有料なので、貧乏旅行者は手洗いです。笑
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洗ったものを干すスペース。
期待通り、ベロオリゾンチの空気は適度に乾燥していて、洗濯物もリオより圧倒的に乾きやすかったし、ゼンソクの症状も緩和されました。
よかったよかった。

宿のスタッフも軽く紹介しましょう。
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朝から夕方までいる彼は、だいぶ英語が通じます。
オーナーの甥らしい。

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夜番の彼は、英語は得意ではありませんが、超フレンドリーです。
このほか、朝食を用意してくれたり、掃除を担当しているオバチャンがいます。

さて、ベロオリゾンチに到着したその日に、さっそく街にも繰り出してみました。
腰の重いノンビリ屋の私にしては、珍しいことです。笑

そしていきなり出会ったのが、コレ!
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ファンタのマラクージャ味!!
マラクージャとは、パッションフルーツのことです。
これ、リオにいるときから探し回ってたんです……リオでは見つけられなかったんだけど、ここではあっさり発見できました。

パッションフルーツ、日本ではそうでもないけど、ブラジルではとてもメジャーな果物です。
こっちでは果物を直接しぼるフレッシュジュースをよく売ってるのですが、メニューにはほぼ確実に「マラクージャ」も載っています。
私はパッションフルーツのリキュール「パッソア」が大好きで、バーテンダーの真似事をしてたときにもよく使っていました。
オレンジジュースで割ってただけだけど。笑

さらにもともとファンタも好きなので、ファンタ・マラクージャの存在を知ったときからずっと探してたんです。
いやー、見つけたときは本当に嬉しかった。
味も、なかなか美味しいよ。
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スーパーには2リットルのビッグサイズもありました。
もちろんこれも即購入!
日本でも売ればいいのになー。

……えーっと、ファンタをガブ飲みしてただけじゃなく、ちゃんと街も見てきましたよ。笑

こんな広場でのんびりしたり
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こんな美術館(?)を見学したりしました。
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美術館の中には、なかなかイイ感じの階段があったり
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魔法の鏡みたいな、ファンタジーを感じるスクリーンがあったり
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昔の鉱山の様子をおさめた写真があったり
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そのほかの展示も見応えがあって、なかなか面白かった。

ベロオリゾンチは計画都市で、道がキッチリ区画されているので、歩きやすい街でした。
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ふと目を上げるとこんなきれいな教会があったりするのも、キリスト教圏の国らしいよね。

でもまぁ、歩きやすいのはいいんだけど、ちょっと味気ない気もしました。
快適ではあるんだけど、ファンタジー小説のネタ集めとしては、少し物足りない街。
ベロオリゾンチは、そんな印象の街でした。