こんにちは、ひでです。

6月1日、いよいよブラジル・サンパウロへ！
ニューヨークのJFK空港から、サンパウロ行きの飛行機に無事、乗りました。

香港・ニューヨークと2回乗り継ぎ＝3本のフライトだったわけですが、日本で発券した航空券が3枚ともキャセイパシフィックだったのでキャセイ3連発かと思ってたら、3本目はアメリカン航空の飛行機でした。
アメリカの入国審査待ちの列に並んでいるときに「なんちゃらかんちゃら（英語）、ヒデノリカワムラ、なんちゃらかんちゃら（英語）」と場内アナウンスされ、「ゲーッ、乗り継ぎで時間無いから急かされてるのかな……やべーぞ」と焦ってたら、担当者が歩いてきてアメリカンの航空券を手渡してくれました。
ニューヨークの国際空港なのに、なかなかアナログな仕組みですな……まぁ無事に乗れたから良かったけど。

さて、もう写真を撮るのも忘れるくらい機内食に飽きて、アメリカンの機内ゲームには将棋がなく、たいして眠くもないので将棋の代わりにチェスでもやるか……あーいや、ブログの記事を書かなきゃ……とゴソゴソやってたら、夜が明けてきました。

飛行機の羽根を窓から見るとき、いつも一つのフレーズが頭の中をよぎります。
「頼りなく風に揺れる鉄の翼に、僕のすべてを預けて」。
別に誰かの歌詞とかではなく、たしか初めての海外旅行のときにふと浮かんだフレーズなんだけど。
飛行機の羽根って、本当にたよりなく揺れるよね。
わざと揺れるようになってて、うまい具合に空気抵抗を逃がす仕組みになってる、というのはどこかで見たけど……理屈としては分かるものの、乗ってる側としてはやっぱり頼りなく見える。

さて夜が明けたら、いよいよブラジルです。
おっ、もうブラジルに入ってるじゃん！

ブラジルの首都ブラジリアは、空から見たら飛行機の形をしているらしい。
と聞いていたので、窓に張り付いて眺めていたのですが、全然わかりませんでした……残念。

さぁ、いよいよ着陸態勢！
サッカーしてるのが見えるくらい、地上が近づいてきたぞ！

そのままシュゴーーーーー……と飛行機は降りたち、ついにブラジル・サンパウロに到着！
うーん長かったー、だがついに来たぞー！！

さて、じゃ預けてた荷物をピックアップして、インターネットで予約してた最初の宿に向かいますか！
荷物が続々と出てくる、あのベルトコンベアー（？）の前で待つ私。
ゴウンゴウンゴウン……しかし待てど暮らせど出てこない……オイオイじらすなよー、愛しの巨大リュックちゃん。
……ゴウンゴウンゴウン……うーむ、出てこない……ベルトコンベアーがはたらけどはたらけど、我がバッグ出てこず……じっと手を見てても、もちろん出てこない。
も、もしや、これが噂のロストバッゲージかー！！
ざわ……ざわ……。

それっぽいカウンターに行ってみると、どうやらロストしたのは私だけではなく、明らかにアジアンテイストなおじさんが「from HONGKONG」とか言ってるし、似たようなケースがいくつか発生してるっぽい。
まぁニューヨークの乗り継ぎは2時間しかなかったしね、あれはしょうがない部分もあるよね……と冷静に分析してる場合じゃない。
クレーム担当のイケメンブラジリアンに、シリアスな表情で事情を説明します。
イケメンは私以上に真剣な面持ちで、カタカタとパソコンを操作。
丁寧に応対してくれて、今後の対応について説明してくれました。
ここでもし「ハハハ、そのうち出てくるだろ！ のんびり待っとけよ！」とかラテンのノリで対応されたらさすがに怒るところでしたが、彼はイケメンなうえにとても紳士でした。
うむ、彼ならきっと大丈夫だろう！

不安な気持ちをとりあえず落ち着かせ、最初なので万全を期して、空港のオフィシャルでエクスペンスィブなタクシーに乗り、予約していた宿に向かいます。
20分くらい乗ってたかなぁ、到着！

これが記念すべき最初の宿、「The Connection Hostel」。
一泊30レアル～。
一番有名な（？）Booking.comをはじめ、さまざまな予約サイト経由で世界中から予約することができます。
インターネットはスゴイなー。
私はMajorityは好きじゃないので（笑）Agodaというサイトから予約しました。
まぁ結果は一緒だし、Agodaも有名なサイトだけどね……なんとなく「一番有名」ってのは好きになれないので、ね。

宿の入口はけっこう重々しい扉で厳重に守られていて、セキュリティーは大丈夫そう。
いったんここに落ち着いて、まずはロストした荷物を取り戻さねば！！