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金鉱で栄えた古都

こんにちは、ひでです。

ベロオリゾンチから少し足を伸ばして、金鉱で栄えた古都「オーロプレット」へ行ってきました。
本当は日帰りで行くつもりだったんだけど、行きのバスが事故渋滞に巻き込まれて立ち往生。
到着が夕方になってしまい、観光する時間がほとんど無くなっちゃったので、やむなく一泊することにしました。

そんなハプニングもあったけど、オーロプレット、本当に行っておいてよかった。
とても綺麗な街でした。
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ファンタジー感あふれる街並み。
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坂や車が多くて、石畳の道は歩きづらいけど、それでも綺麗。
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窓から顔を出してる人たち、よく見ると……?笑
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店の看板もかわいい。
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ふと目を上げれば、丘の上には美しい教会。
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街の中心、チラデンチス広場の空。
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だんだん暗くなってきて。
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夜になりました。
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残念ながら宿はどこも高く、私が見た限りでは最安値が50レアル≒2,500円。
冒頭に書いた通り、泊まる予定は無かったので手持ちの現金も少なく、その夜はバスターミナルで明かしました。
寒かったなー。

翌朝、見つけたのはこの風景。
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チラデンチス広場の脇の路地なのですが、この角度、なんと
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ガイドブック「地球の歩き方」の表紙をめくった扉部分に使われている場所なのです。
車が停まっているところまで同じ。笑

ブラジルのガイドブックであれば、私だったらリオのビーチあたりを扉にしたいところですが、数多くある絶景の中で選ばれたのはココ。
私の拙い写真ではなかなか伝えきれませんが、そのことからも、このオーロプレットがどれほど美しい街なのかが分かると思います。

せっかく見つけたので、記念に一枚。
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OK、次の目的地へレッツゴー!
と向かったのは
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金鉱!

今ではもう金は掘り尽くされ、稼働はしていませんが、跡地がちょっとした観光地になっています。
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メインの通路はこんな感じで照明が点いています。

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内部は湿度が高く、苔には結露が。

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さて、どっちに行こうか……?

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この写真、合成じゃありません。
ここから上にも下にも向かうことができるのですが、どちらもけっこうな斜面。
手を地面について上り下りする必要があります。

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ところどころ照明が設置されていない脇道も。
スマートウォッチのライトで照らしながら進んだのですが、ちょっと明るさ不足。
もっとちゃんとしたライトを持ってくるべきだったな。

街中にあるこの金鉱跡はとても小さいけど、一人で、それも自分のペースで回るのはなかなか楽しかった。
観光客は私しかいなかったので、ゆっくりと雰囲気に浸ることもできたし。
2003年にはサトル兄ちゃんと一緒に、ボリビアの標高4,000メートルくらいの高地にある「ポトシ銀山」の見学ツアーに参加したんですが、それとはまったく違った面白さがありました。

実際の鉱山や洞窟は、ゲームに出てくるダンジョンみたいにキッチリ階段でフロアーが分かれてるわけじゃない。
当たり前のことだけど、そのリアルさを改めて肌で感じることができ、すごく有意義だった。
ファンタジー小説には不可欠な要素だよね。

ちなみに、街から少し離れたところにはもっと大きな金鉱跡があるらしく、そちらはトロッコに乗って行く見学ツアーがあるそうです。
そっちには、私は行きませんでした。

この後は、いくつか教会を見て回りました。
しかしオーロプレットの教会は、どこも有料のうえに内部の写真撮影は不可。
ちょっと残念。
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ここは、金鉱で採掘された黄金をふんだんに使った教会です。
「地球の歩き方」によると、ブラジルで二番目に黄金が使われているとのこと(一位はサルバドール)。
唯一、扉の前で写真を撮ることができました。
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中の黄金も、かなりの迫力でした。

最後に、丘に登りました。
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絞首場の跡地か何かだったと思います。
そう思ってぐるりと見渡すと、美しい教会群がまた違った意味合いを持つようにも感じられて。

オーロプレット、とても綺麗でした。
ファンタジー小説の取材という観点からも、本当に行ってよかった。