こんにちは、ひでです。

7月11日は、リオの「グローリア」に行ってきました。
ここは前回・2003年にリオに約一カ月滞在したときの宿がある場所です。
当時はほぼ毎日バスを使っていたので、今回もバスで行きました。

懐かしい風景が見えてきたところで下車。
バス停を降りて、最初に目にしたのはこれです。

サッカーコート！
グローリアの海岸沿いには、10面くらいのサッカーコートがあり、無料で開放されています。
今回は昼に訪れたのですが、（11年前と変わっていなければ）夜もずっと照明が点いていて、好きなときに好きなだけボールを蹴ることができます。
さすがブラジル。

ぺんくん、懐かしいねー。
8歳の誕生日のとき、ここにいたんだよ。

海辺には、フラメンゴ・ビーチがあります。
正面に奇岩ポンジアスカルが見えますね。
この日は気温が低めだったこともあり人影はまばらでしたが、それでもやっぱりボールを蹴ってる人がいました。
さすがブラジル。

海辺を離れて、当時の記憶を頼りに街の方へ行くと……ありました。

この交差点。
ここから右後方を振り返れば

食堂とスーパー。

……読者の皆さんにとっては、なんてことない風景だと思います。
でも私にとっては、いまブログを書きながら写真で見返しても、切なくなるくらいに懐かしい風景なんです。

とはいえ、あれから11年もの時間が経てば、もちろん当時とは変わった部分もあります。
食堂に入ってみると、まったく別の店になっていました。

これは店の奥から撮ったところ。
ここまではそれほど大きくは変わっていないのですが

奥にも客席があり

ポルキロ形式になっていました。
当時は、このスペースが調理場になっていたんです。

とりあえず目に付いた料理を盛ったところ。
中華料理が多くて、春巻なんかがありました。
まぁ、それ以外はいたって普通ですね。

これで20レアル≒1,000円を超えました。
高い……。

参考までに（？）当時の店内の様子。

カウンター席のみでした。
価格はこんな感じ。

私はいつも3.5レアル（当時のレートで約105円）の一番安い定食を選んでいましたが、サッカーやカポエイラをやってお腹ペコペコで帰ってきても、ちゃんと肉・米・生野菜・豆の煮込みなどで、満腹になるだけの量がありました。
うーむ、ブラジルのインフレ、恐るべし……。

新しくなった店内はとてもキレイで、店内を広く見せるために（？）壁は鏡張りになっていました。
せっかくなので、記念に自撮り。

お腹もいっぱいになったところで、先ほどの交差点に戻りましょう。
交差点にある標識をよく見ると、こう書いてあります。

Rua Benjamin Constant。
「Rua（フア）」というのは「通り」という意味です。
ベンジャミン・コンスタント通り、ですね。
この標識に従って、交差点を右に曲がると

20～30mくらいで、この道の名前を冠した安宿があります。
これが、私が11年前に滞在した宿。
看板もそのままで、なんだか嬉しかったな。

入口の様子。
ここも変わってない。
別に泊まるわけじゃないのでなんだか気が引けてしまい、中までは入りませんでした。
うーん、やっぱり入ってみればよかったかも。

これでひとまず「11年前の記憶を辿る」超個人的なツアーは終了。
風景そのものはあまり変わっていなかったけど、同じ場所に来てみても、あの「黄金の日々」に戻れるわけじゃない。
懐かしさや切なさが入り交じって、胸が締め付けられるような思いでした。
うーん、やっぱり食堂が様変わりしてたのが結構ショックだったなー。

この後は、せっかくセントロ方面まで来たので、少しだけ観光。

これは水道橋です。
ワールドカップに合わせて塗ったのでしょうか、11年前はもっとくすんで古ぼけた色合いだった記憶があります。

こちらはカテドラル・メトロポリターナ。
あんまり教会には見えないけど

入口をくぐると

美しいステンドグラスが四方から縦に伸びています。

4つのステンドグラスが交わる天井は、なかなか見応えがあります。

11年前の私は今以上にビビリで、「カテドラル付近は治安が悪い」と聞いていたのでデジカメを持たずに観光に来たため、水道橋やカテドラルの写真が残っていませんでした。
今回、写真を撮れてよかった。

この後は、7月2日にたむとセントロへ来たとき、見かけた革のサンダル屋へ向かいました。
その道すがら、家電量販店を発見。

前職の職業病がいまだに抜けず、電器屋を見ると気になってしまいます。笑

っと、いかんいかん。
今日の目的はサンダルだった。
7月8日の大雨で流されたビーチサンダルの代わりに、革のサンダルを買いました。
いくつか試着して、これに決定。

おっちゃん、オブリガード！

最後に、ブラジルでちょいちょい見かける「タピオカ」を食べて帰りました。
日本では「タピオカミルク」がメジャーですが、ブラジルでタピオカといえば、モチモチしたクレープのようなこれです。

焼きたては熱々で、なかなか美味しいんですよ。
食べる機会があったら、ぜひ試してみてください。
タピオカミルクとは違って、逆にノドが乾く食べ物なので、その点にはご注意を。笑